人権問題

習近平主席の訪米、「人権問題」を主要議題として期待

2015/09/22 18:23

 米ホワイトハウスは16日、中国の習近平国家主席が今月25日に米訪すると公式発表した。米オバマ大統領との会談の議題について、南シナ海の人工島建設や米政府へのサイバー攻撃、中国経済の混乱などを取りあげると見込まれているが、世界的な威信を示すことのできる人権問題を主要議題にすることが期待されている。

 特に8月の米中人権対話以後は、米政府は重ねて「人権問題カード」を使い、圧力を強めている。中国政府は譲歩姿勢を示すことを狙ってか、14日、拘束していた人権派学者・郭玉閃氏を釈放した。郭氏の家族が15日、メディアに明かした。

 米国在住の中国研究者・何清漣氏は、大紀元への寄稿文で、重病で高齢にも係わらず拘束されている著名ジャーナリスト・高瑜氏についても「おそらく中国当局は『誠意』を示すために、釈放するだろう」と予想した。

 米政府は1日、中国政府に対し、拘束されている人権派弁護士・張凱氏や宗教活動家を解放するよう要求した。拘束された弁護士は、米外務省の国際宗教自由事務局サーパスタイン氏と面会する予定だった。

 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチの研究者マヤ・チャン氏の話によると、張弁護士は主に、当局に禁止され迫害を受けている気功法・法輪功を弁護している人物として知られている。最近は、浙江省でキリスト教会の建物や十字架が当局に強制撤去されている問題に法的な援助をしていた。

 米パワー国連大使も国連施設で4日、中国や北朝鮮を含む20人の女性活動家の解放を求める運動を始めたことを発表。「人権は、オバマ大統領と習近平主席の会談で非常に大きな議題だ」と強調した。

 

関連記事
注目記事
^