ハイヒールを脱ぎ捨てたら 嬉しいことがいっぱい

2015/11/24 07:00

 ふくらはぎがキュッとなって、足をきれいに見せるハイヒール。しかし、長時間履いていると足の腫れと痛みが生じ、関節の損傷を引き起こしたり、首と腰に悪影響を及ぼす可能性がある。

 米誌『ウィメンズヘルス』のウェブサイトは、脊椎専門家がハイヒールを履く女性を対象に行った研究結果を掲載した。対象者はハイヒールを脱ぎ捨てた後、体に5つの変化が現れたという。

1. 足の筋肉が徐々に伸びる

 ハイヒールを履き慣れている女性たちは、毎日つま先で歩くため、下腿の筋肉(下腿三頭筋)を正常に伸ばすことはできない。2012年、『応用生理学ジャーナル』誌に発表された研究結果によると、ハイヒールを履き慣れている人は歩幅が狭く、下腿の筋肉が短くなっているという。

 しかし、フラットシューズに履き替えると、下腿の筋肉も徐々に元の長さに戻っていく。

2. 背中が楽になる

 ニューヨークの脊椎マッサージ師のトッド・シノールトさんは、ハイヒールを履くと腰椎に体重が集中し、筋肉を緊張させると指摘した。また、体の重心が前へかかりすぎ、上半身の重さが腰と膝に集中してしまい、腰椎すべり症をもたらし、神経損傷と痛みを引き起こす可能性があると分析した。

 ハイヒールをやめると、脊椎は徐々に元に回復し、背中の負担が軽減し痛みも緩和される。

3. 踵の痛みが軽減する

 ハイヒールを履くとアキレス腱の短縮をもたらし、踵からつま先の間の厚い靭帯組織が炎症を引き起こしやすく、踵の痛みを深刻化させる。

 フラットシューズに履き替えて数週間後、足は地面と接する時に直角になるため、アキレス腱も正常の長さに戻る。さらに、踵の痛みも徐々に軽減し、軽やかに歩けるようになる。

4. 腸脛靭帯摩擦症候群(ランナー膝)が消える

 常につま先で立っている状態で歩くと、体の重心が前へずれるため、膝の靭帯と腱への負荷が余分にかかってしまい、関節の軟骨磨耗が加速し、腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)摩擦症候群を引き起こしかねない。

 ハイヒールをやめれば、腸脛靭帯摩擦症候群も自然と消える。

5. バランスが改善できる

 常にハイヒールを履いている人は、体が前傾することが多く、それによってくるぶしの側面、前と後ろの筋肉のバランスが悪く、体全体のバランスが崩れる可能性がある。

 フラットシューズに履き替えると、くるぶしの周りの筋肉が徐々に正常に回復し、体のバランスを取り戻せる。また、足の指先が長時間ハイヒールに詰めこまれていれば、外反母趾、魚の目、水虫、巻き爪、陥入爪などの症状が出やすくなる。

 今日からフラットシューズに履き替えて、足をリラックスさせましょう。

(翻訳編集・李青)

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