全国のおすすめ 紅葉スポット6選

2015/11/23 07:00

 秋も深まり、紅葉が美しく色づく季節となった。今年は昨年より寒暖差が大きいのに加え、秋晴れの日が続いており、例年以上に鮮やかな紅葉を楽しむことができるだろう。昔から日本では紅葉狩りを楽しんできた。平安時代には貴族の風流な遊びだったが、江戸時代になると大衆にも浸透し、現在まで続いてい る。紅葉の秋を満喫できる全国のおすすめ紅葉スポットをご紹介したい。

香嵐渓 愛知県

 (豊田市観光協会)

 香嵐渓の紅葉は、1634年(寛永11年)頃、香積寺第11代住職三栄和尚が杉や紅葉を巴川沿いの参道から香積寺境内にかけて1本1本植えたのが始まりとされている。大正末から昭和初期には住民のボランティアによってモミジの大植樹が施された。昭和5年に香積寺の香、山中に発する山気すなわち嵐気から香嵐渓と命名された。現在、川沿いにはイロハカエデ・ヤマモミジ・ウラゲエンコウカエデ・オオモミジ・コハウチワカエデなど、11種類の楓と約4000本のもみじが植えられている。11月1日~30日に開催される「香嵐渓もみじまつり」期間中は日没から21時まで飯盛山の紅葉した木々がライトアップされ、巴川の水面には無数の「いのり星」が流される。紅葉期間中は、毎年50万人を超える観光客が訪れる。

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おすすめスポット:待月橋付近の「もみじのトンネル」

アクセス:【電車】名鉄名古屋本線東岡崎駅からバス約1時間10分、名鉄豊田線浄水駅からバス約1時間、【車】猿投グリーンロード力石ICから約15分、東海環状道豊田勘八ICから約20分/有料駐車場2000台

お問合せ:足助観光協会0565-62-1272

 

河口湖畔(紅葉回廊) 山梨県

 (やまなし観光推進機構)

 河口湖を囲む山々が美しい紅色に染まる頃、恒例のイベント「富士河口湖紅葉まつり」が開催される(10月31日~11月23日)。河口湖北岸約150メートルにわたり紅葉したもみじが道路を覆う「紅葉トンネル」や、メイン会場である梨川周辺に約60本の巨木もみじが並ぶ「もみじ回廊」のライトアップが見どころ(日没から22時迄)。

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主な紅葉樹種:イロハモミジ

アクセス:【電車】富士急行河口湖駅からレトロバス25分、バス停久保田から竹美術館下車、徒歩すぐ。【車】中央道河口湖ICから国道139号経由15分/無料駐車場300台(イベント期間中のみ)

お問合せ:富士河口湖町観光課0555-72-3168

 

国営昭和記念公園 東京都

(国営昭和記念事務局ホームページ)

 昭和天皇御在位50年記念事業の一環としてつくられた総面積180ヘクタールの総合公園、東京都最大の広さ(東京ドーム40倍)を誇る国営昭和記念公園には、イチョウ並木が11月中旬に見頃を迎える。立川駅近くの「カナール」両脇には左右に2列ずつ106本のイチョウが200メートルにわたって植えられている。このイチョウ並木はアーケード状に整備され、黄葉になるとカナールに黄金のさざなみが立ったように見える。ここは航空制限により樹高を一律7メートルに揃えられており、「運動広場」にも道の左右に98本のイチョウが300メートルにわたって並んでいる。開園以前から保全されている樹高20mの大きな木が中心の広い並木道も見事だ。また、昭和記念公園にはもみじも多く、園内の日本庭園では紅葉を見ながらお茶を楽しめるスポットもある。黄葉&紅葉まつりは11月7日~11月23日まで開催されている。

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・主な紅葉樹種:イチョウ、モミジ、サクラ、イイギリ、ケヤキ、メタセコイアなど

・アクセス:【電車】JR西立川駅から徒歩約2分、JR立川駅から徒歩約10分、【車】中央道国立府中ICから国道20号経由約8km/有料駐車場

・お問合せ:国営昭和記念公園管理センター042-528-1751

 

袋田の滝 茨城県

(茨城県観光物産協会)

 袋田の滝は久慈川の支流・滝川にかかっており、高さ120メートル・幅73メートルの大きさを誇る日本三名瀑の一つである。大岸壁を四段に流れることや、春夏秋冬・四季それぞれに訪れてみなければ本当の良さを知りつくすことができないことから、別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれている。新緑の美しい春と涼を求めて眺める夏。錦絵に彩られた秋と、「氷瀑」と呼ばれ厳しい寒さで凍る滝。ひとつひとつの季節がそれぞれ美しい景観を織りなし、それぞれに魅力がある。特に秋の滝と冬の滝はどの滝よりも美しいと絶賛する人も多い。ここには展望台が設けられ滝と紅葉のコントラストをベストポジションで見えるようになっているのも魅力の一つ。その美しさは西行法師が詠んだ「花紅葉(もみじ) 経緯(たてよこ)にして山姫の 錦織出す 袋田の瀧」という歌からも知ることができる。特に素晴らしい見所は紅葉時期の「第2観瀑台」と「第3観瀑台」、また長さ60メートルの「吊り橋」からの眺めである。紅葉シーズンに合わせ、「花貫渓谷」「竜神大吊橋」「袋田の滝」といった県北地域の紅葉の名所を巡る周遊バスも運行されている(11月12日~23日)。また夜のライトアップは光と音で美しさをさらに引き立てる演出となっており、昼間とはひと味違った幻想的な滝の姿を見ることができる。

平成27年11月1日~平成28年2月15日の金、土、日、祝日(年末年始は毎日開催)、日没~20時(12月31日は日没~1月1日2時) までライトアップされている。

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・主な紅葉樹種:ヤマウルシ、クヌギ、イロハカエデ、オオモミジ、ミズナラ、シラキ

・アクセス:【電車】JR水郡線「袋田駅」からバス約10分「滝本」下車、徒歩約10分、【車】常磐道「那珂IC」から国道118号を大子方面へ約50分/駐車場 有料(民営)約700台、無料(町営2か所)約270台/トンネル利用料 大人300円・子供150円

・お問合せ:大子町観光協会0295-72-0285

 

宮島・紅葉谷公園 広島県

(広島県)

 宮島は宮城の松島、京都の天橋立と並ぶ日本三景の一つ。世界文化遺産に指定された嚴島神社があり、島全体が神として崇められてきた。神社の背後にそびえる霊峰・弥山(みせん)は、神聖な地として伐採を禁じられたため豊かな原始林が今も残っている。また麓には紅葉の一大名所としてその美しさを誇る、紅葉谷(もみじだに)公園がある。紅葉谷公園は宮島桟橋より徒歩約20分に位置し、紅葉谷川に沿って広がる庭園で、その名のとおり紅葉の時期は紅葉が一際鮮やかである。中でも植樹されているイロハカエデが約560本と最も多く、続いてオオモミジ約100本、その他ウリハダカなど約700本の紅葉があり、特に紅葉橋周辺のイロハカエデの眺めは秀逸で、燃えるような姿を魅せてくれる。また宮島ロープウェーや宮島展望台からの景色も格別である。11月21日~11月29日に大聖院では「もみじ祭り」が開催される。また宮島には国の重要文化財になっている大鳥居や千畳閣や五重塔などがあり、毎日海外や国内の観光客で賑わっている。

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・主な紅葉樹種:イロハモミジ、ヤマモミジ、ウリハダカエデなど

・アクセス:【電車】JR宮島口駅から徒歩約5分または広島電鉄宮島線宮島口駅から徒歩約1分で宮島口桟橋、フェリー約10分「宮島桟橋」下船後、徒歩約20分、【車】広島岩国道路廿日市ICから国道2号経由約10分で宮島口桟橋、広島岩国道路大野ICから国道2号経由約10分で宮島口桟橋、/フェリー大人往復360円子供180円/有料駐車場宮島口地区にあり(島内に無い)

・お問合せ: (一社)宮島観光協会0829-44-2011

 

北海道大学イチョウ並木 北海道

(馬撮影)

 北海道大学は明治初期に札幌農学校としてスタートし、農業の分野だけでなく北海道の開拓にも大きな役割を果たした。キャンパスは国立大学のなかでも有数の広さである。北海道大学の北13条通りにあるイチョウ並木には、380mの道路の両側に70本のイチョウが植えられている。頭上一面に広がる黄葉は圧巻で、札幌市民のみならず毎年多くの観光客が訪れる。

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アクセス:【電車】JR札幌駅から徒歩15分、又は地下鉄南北線北12条駅から徒歩4分/

駐車場なし(構内へは一般車両の入構はできない)

お問合せ:北海道大学インフォメーションセン

(文 こずえ)

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