新年に寄せて

賢人の言葉

新しい年を迎え、「今年こそは」と何か目標を立てる人も多いのではないでしょうか。新年の抱負とは、自分を省みて人生を考察することにもつながります。そんな過程にお役立ていただけますよう、賢人の言葉をご紹介します。

対人関係

「愛は、自分の身近な者を大切にすることから始まる。家にいる者だ」—マザー・テレサ

「深く考えずとも、日々の生活から、自分は他の人のために存在するということを認識している」—アルバート・アインシュタイン

「自分にしてもらいたいように人に対してせよ」(新約聖書にもみられる黄金律)

「きちんとした家族にまさる学校はなく、徳の高い親に匹敵する教師はいない」—マハトマ・ガンジー

自然に任せること

「自分の人生の計画を放下することで、自分のために待っている計画を受け入れることができる」— ジョーゼフ・キャンベル

「背伸びしてつま先立ちすれば、しっかりと立つことができない。早く行こうと大股で歩けば、かえって早く行けない。自分の目だけで見ようとすれば、かえってはっきりと見えない。自分が正しいと固執すれば、かえって是非が分からない。自ら誇るものは成功しない。自惚れるものは導くことができない」—老子(苦恩 第二十四より)

「人生は複雑じゃない。私たちが複雑なんだ。人生はシンプルで、シンプルなことが正しいことなんだ。」—オスカー・ワイルド

喜びについて

「心で思っていることが全て現れる。心が清ければ、喜びは影のように付き、立ち去ることはない」(仏教の経典より)

「今日という1日が1年で最高の日であるということを、毎日、心の中に刻んでいこう」—ラドルフ・ウォルド・エマーソン

2016年が喜びに満ちた年となりますように。

(記者・バーバラ・ダンザ 編集翻訳・鶴田)