太平洋を臨む高知県(上)

2016/02/04 07:00

瀬戸大橋

 瀬戸内海には多くの島があり、本州から島々へと幾つかの橋が架けられている。その中でも岡山県倉敷市から香川県坂出市にかけて、一番長い全長1万2300メートルに渉る10本の橋が架けられており、この連なる橋々の総称を瀬戸大橋という。早朝にドライブへ出かけると朝日が差してキラキラと白い橋が輝くのがとても美しい。また、夕暮れ時にはライトアップされた橋がまた違った美しさを醸し出している。岡山県の鷲羽山に登ると瀬戸大橋の全長を観ることができ、瀬戸内海のブルーの海に、白くくっきりと描かれたような姿がとても綺麗だ。瀬戸大橋ができたことで、気軽に四国の各地に行くことができるようになり、観光客も以前より増加した。

坂本龍馬の銅像(高知県桂浜)

(まさ恵撮影)
桂浜(伊賀撮影)

 桂浜には細かい砂の海岸が大きくカーブして広がっている。太平洋の青い海に時には荒く時には静かに波が打ち寄せている。海岸から遠くを見ると東の方向に室戸岬が薄らと見え、海岸沿いには松林を観ることができ、とても美しい風景だ。太陽が沈む直前の夕焼けもまた格別である。

坂本竜馬像(まさ恵撮影)
坂本龍馬記念館像(伊賀撮影)

 冬でも海岸の風は暖かく、南国に来たかのように感じる。濃い緑の松林と白砂が続く海岸を歩いて移動すると、少し高台に坂本龍馬の銅像が見えてくる。5・3メートルの台座を含めた銅像の高さは13・5メートル。見上げなければ龍馬の顔はよく見えない。懐手の姿に足元にはブーツを履いている。龍馬は太平洋の向こうを見つめ、更に遠くの世界を見つめている。幕末を駆け抜けた志士、坂本龍馬はこの頃から世界に向かって想いを馳せていたのだろう。

(文 まさ恵)

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