神韻交響楽団の音楽家

東洋音楽と文化をめぐる旅路 ホルン奏者ゲオルギ・ボーフ氏

2016/08/13 14:00

 神韻交響楽団の日本初公演が9月15日、東京オペラシティで開催される。大紀元は欧州出身の同交響楽団ホルン奏者、Georgi Boev氏にインタビューした。神韻芸術団との出会いや法輪功の修煉が、同氏の人生観と音楽観にどのような影響を与えたのだろうか。

 同氏はこれまでずっと、数ある楽器の中でホルンの音色が最もよく鳴り響くと思っていた。だが米国に渡って神韻交響楽団の団員となって初めて、ホルンにも引けを取らない、よく音の通る楽器を知った。

中国楽器「嗩吶(スオナー)」(神韻公式サイトより)

 参考リンク:神韻芸術団公式サイト 「嗩吶(スオナー)」チャルメラ

 同楽団は中国伝統音楽と西洋のクラッシック音楽を融合させたオリジナル楽曲を演奏する。なかでも、ひときわ高く澄み渡る音を奏でているのが、中国の民族楽器「嗩吶(スオナー)」だ。日本ではチャルメラと呼ばれることも多いが、オーボエと構造を同じくする、2枚リードの木管楽器の一種。嗩吶を前にしては、さすがのホルンも脱帽せざるを得ないと同氏は言う。「嗩吶に合わせて演奏するしかありませんよ」と笑顔でその魅力を語った。

 同氏が入団したのは2013年。それまで英国の数々のオーケストラで経験を積んできた同氏が、新たな芸術探訪の旅に出た瞬間だった。

 楽団にはバイオリンやトランペットといったおなじみの西洋楽器のほかに、琵琶や嗩吶などこれまで見たこともなかった中国伝統楽器が並んでいた。ルーツの異なる楽器を完全に融合させて、一つの美しいハーモニーを生み出すという新たな挑戦を続けている団員達。「ですから、私たちが退屈する暇などありません」と同氏はユーモラスに語った。

 同氏が本格的に音楽を学び始めたのは小学校に入学してからだが、クラッシック音楽への造詣は深かった。だが神韻交響楽団に入団し、東洋の民族楽器にも親しむようになり、琵琶や二胡、哨吶など中国の伝統楽器を知った。「こうした民族楽器の音色がこれほど美しく、繊細だということを初めて知りました。東洋文化の優雅さ、高尚さを十二分に表現することができるのです」。

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