別府地獄巡り大分県別府市

別府市の温泉街に入ると、あちらこちらから白い湯気が立ち上っています。別府には8つの地獄がありますが、海地獄はお薦めです。なぜ地獄の名前がついているのか不思議なくらい、綺麗なコバルトブルーの海の色です。海地獄の近くには入浴施設があり、「鬼石ノ湯」と言う温泉があります。源泉がザーザーと出しっ放しで溢れています。「もったいない」と思いながら温泉に浸かりましたが、入浴後の肌はなぜかつるつるとした気分になりました。

 

(まさ惠 撮影)
(まさ惠 撮影)

 

近くのハウスにはアマゾン原産の、美しい熱帯性睡蓮が咲いています。別のハウスには、子供が乗ることができるほど大きな、日本一の大鬼蓮(オオオニバス)を観ることができます。

 

(まさ惠 撮影)
(まさ惠 撮影)

青の洞門(大分県中津市

禅海和尚が諸国遍歴の旅の途中に、村人の為にトンネルを造ろうと、岩を手掘りで一心に掘ったと言う場所です。山国川のほとりの競秀峰の裾に掘られた全長342㍍もの長さを、なんと30年かけてノミとツチだけで完成させたそうです。

(まさ惠 撮影)

耶馬渓橋オランダ橋」(大分県中津市)

青の洞門の下流から500㍍のところに、素敵な8連アーチの石橋があります。橋の上には車が走り、人も通り本当に驚きです。全長116㍍もあり、石橋の中でもその長さは日本一だそうです。

(まさ惠 撮影)
(まさ惠 撮影)

岡城跡(大分県竹田市

岡城は明治の廃城により天守閣は無くなってしまったそうですが、春には桜、秋には紅葉と、城跡を華やかにしています。訪れた日はみごとな石垣と、ほんのり赤く色づいた紅葉がマッチして、美しい光景を観ることが出来ました。大手門や本丸跡から遠くを眺めると、澄み切った空と山々の絶景に心が洗われます。竹田市の町が一望出来る場所には、岡城から曲のイメージを得た、「荒城の月」の作曲者である、瀧廉太郎氏の銅像が建てられています。川岸からそそり立つその城の広さは、東京ドーム22個分にあたるそうです。「難攻不落」と言われ天然の要塞と呼ばれていたこの城が残っていたら、きっとそれは壮大な姿であったかもしれません。

(まさ惠 撮影)
(まさ惠 撮影)
(まさ惠 撮影)
(まさ惠 撮影)

(文 まさ惠)