疲れが取れない?それは「気の病」が原因かも

2016/12/11 07:00

 朝から身体がだるい、午後になっても疲れが取れない…といった悩みはありませんか? 疲労の原因は様々ですが、その一つに「気の病」が挙げられます。「気の不足」や「気の滞り」があると、慢性疲労に陥りやすくなります。

 漢方医学でいう「気」とは、目に見えない身体を動かすエネルギーのこと。内臓の蠕動、食事の消化、栄養の吸収、血液の循環、老廃物の処理、臓器の機能の維持、体温の保持、免疫機能の調節などは、すべて気の働きと密接に関連しています。

 「気の不足」や「気の滞り」があると、臓器の機能が低下し、血液循環や新陳代謝がうまく働かなくなるため、細胞エネルギーが少なくなっていきます。また、老廃物も組織の中に溜まっていくため、ますます疲れが取れなくなるのです。

 一方、「気の不足」と「気の滞り」を起こす原因も様々です。慢性疾患、過労、ストレス、強い感情の起伏、偏った食事などは、気の生成、気の消耗、気の循環に悪影響を与えます。

 これらの原因を改善し、「気の不足」と「気の滞り」を解消すれば、疲れが取れて元気になります。疲れやすいと感じている人は、下記の6つの方法を実践し、「気の病」を治していきましょう。

1.栄養バランスのとれた食事を取ること。食事から吸収した栄養成分は、気を生成する大切な材料となります。

2.規則正しい食生活を保つこと。食生活が乱れると、胸やけ、食欲減退、胃痛、吐き気、便秘、下痢などの症状が現れ、気を消耗してしまいます。

3.十分な睡眠を取ること。7~8時間のしっかりとした睡眠を取ることが大切です。睡眠時間が7時間を下回る日が続くと、気が消耗してしまいます。

4.身体を動かすこと。ウォーキングや自転車などの軽い運動は、気の流れを促し、「気の滞り」を改善できます。

5.ストレッチ。筋肉に活力を与え、気の流れをスムーズにします。

6.生活環境の整理整頓に気を使うこと。生活環境は精神的に影響を与えます。散らかった部屋に住む人はストレスを覚え、気の流れを滞らせてしまいます。不要な物を捨てて、すっきりすれば心も身体も軽くなるでしょう。

(翻訳編集・郭丹丹)

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