アナスタシア・リン

英政治家「目的ある美、他に示せる人いない」ミス・カナダを称賛

2016/12/18 21:08

 イギリスの人権活動家ベネディクト・ロジャース(Benedict Rogers)氏は米紙ハフィントン・ポストへの寄稿文のなかで、女優アナスタシア・リンさんの人権活動に対する努力を称賛し、「目的ある美」をモットーとするミス・ワールドの称号は彼女に与えられるべきだと主張した。

  世界3大美女コンテスト「ミス・ワールド」2015年大会で、中国入国を拒まれ棄権となった同カナダ代表アナスタシアさんは、同大会事務局により、米ワシントンで18日(米国時間)開かれる2016決勝大会で出場することが認められた。

英弁論大会で輝かしい存在 人権公聴会に招く

 ロジャース氏は、イギリス保守党人権員会副委員長を務め、人権活動家、作家。香港で5年間生活し、中国本土へも何度も足を運び、中国の人権状況の悪化を伝える文章をいくつも発表してきた。

 今年2月に開催された、世界でも著名な弁論クラブ「オックスフォード・ユニオン」に登壇したアナスタシアさんのスピーチを、ロジャース氏はネットで鑑賞した。理路整然としたスピーチ、恵まれた容姿と勇敢さあふれる彼女の姿に、深く感銘を受けたという。

 ロジャース氏は、英国保守党の人権委員会主催の中国人権公聴会に、アナスタシアさんを招待した。

 英国保守党人権委員会の報告書「最も暗黒な時期:2013-2016 中国の人権弾圧(The Darkest Moment: The Crackdown on Human Rights in China 2013-2016)」の発表会において、アナスタシアさんは元香港総督クリストファー・パッテン氏らと同席。アナスタシアさんは女優、人権活動家、ミス・ワールドのカナダ代表として、中国本土で迫害された人々の代弁者「声なき人の声」となるための活動を報告した。

 アナスタシアさんは13歳の時、母国・中国を離れて母親とともにカナダに渡った。中国本土に残る父親は、共産党政権から脅迫を受け、彼女自身も、ネットで組織的な誹謗中傷を受けている。

アナスタシア・リンさん(anastasia lin)

父親への脅迫、不利となる中国人権批判…「目的ある美、彼女ほど示せるものはいない」 

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