ガラス橋で有名な大峡谷、今度は「透明な橋」建設

2016/12/21
更新: 2016/12/21

迫力ある大峡谷で有名な湖南省の張家界森林公園で、このたび、まるで空中を散歩しているかのように見せる「透明な橋」が建設される予定だ。同公園は、世界最長・最高のガラスつり橋がある観光スポットとして注目を集めている。

伝えられるところによると、この最新の橋の表面は鏡のように反射し、目の錯覚でその存在がわかりにくくなるという。デザインは、パリ拠点のMartin Duplantier Architecteが担当し、費用は約520万ドル(50億円)と伝えられている。

橋は、2つの巨岩の間にかけられる。使用される素材は、ステンレスの板を鏡面研磨して高い反射率を持つステンレスミラーと、反射率の高い黒石。

(Martin Duplantier Architectes)
(Martin Duplantier Architectes)

同公園では8月、世界最長・最高のガラスのつり橋として注目される、「張家界玻璃橋」(全長430メートル、高さ約300メートル)がオープンした。2週間後、予想以上の人々が行き来したために、閉鎖し、9月末に再オープンした。国営メディア・中新ネットによると、冬の寒い時期にもかかわらず、連日5000人近くの観光客がこの橋を渡るという。

(翻訳編集・佐渡 道世)

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