神韻日本公演

「徳を積み天に帰る」日本に伝わる中国伝統 神韻が表す

2017年02月06日 15時00分

 年に一度の芸術の饗宴・神韻芸術団。ニューヨークを本拠とする神韻芸術団は中国伝統文化の復興を目指し、現在五つの同規模の芸術団を持ち世界中で公演を行っている。今回来日した神韻ニューヨーク芸術団は、1月26日から2月2日にかけて日本三大都市である東京、名古屋、京都で公演を行った。長年ブランド力を培ってきた神韻芸術団は全ての公演で満席を記録し、東京公演では急遽立見席を設けるほどであった。

 2月2日名古屋で行われた最終公演にて、取材に応じてくれた坂本茂樹さんは「最高の誕生日となった」と大喜びだった。坂本さんは建築設計事務所の所長を勤める傍ら、音楽の造詣が深く、二胡を好んで聴き、オペラも鑑賞するという。神韻の二胡独奏を坂本さんは、「本当に心に響きますね、よかったです」と絶賛した。

 坂本さんは建築デザイナーとして神韻の色使いをも賞賛し、中国の色使いに対する印象が変わったという。「赤、黄、緑。この色は綺麗です。日本には12の原色がありますけど、私は中国の(色使い)はあまり評価していませんでした。しかし神韻の色使いはすごいです」神韻の舞台設計についても、他の追随を許さないほど高度だと述べた。

 また、坂本さんは神韻の伝えるメッセージについても共感するという。最後の演目である「洪恩浩蕩」について、「演目の最後の方には、天に帰る(という物語がありましたが)、あの教えは中国では迫害されるけれど、日本では、徳を積んで天に帰るのはあたりまえです。通じます」「徳を積む、道徳ですね」。

 最後の歌唱については、「あれは徳を積んで、天に帰れる(という意味でしょう)。お釈迦様の教えと思って、涙をながして聞いていました」と坂本さんは微笑む。「今日の誕生日は最高です」。

(文亮)

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