中国にS-400ミサイル輸出 コピーの懸念=露メディア

2017/02/24 16:00

  ロシアが中国向けにS-400「トリウームフ」対空ミサイルシステムの生産を開始したと、ロステク社のヴィクトル・クラドフ氏が「インターファックス通信」に語った。いっぽう、専門家は、輸出したミサイルが中国にコピーされるのではないかと懸念を示した。

 公式には、S-400システムの購入のための中国との契約の締結は、2015年4月に知られるようになった。現金取引の組成とその量は開示されていない。ロシアの情報サイト「360tv.ru」によると、中国政府は約3億ドルで新しい防空システムを6連隊(それぞれミサイル8基)装備する予定であり、出荷は2017年から始まる。

 S-400対空ミサイル「トリウームフ」

 S-400「トリウームフ」は、弾道ミサイルや戦略爆撃機、戦闘機等の標的を破壊するよう設計された長距離対空ミサイルシステムだ。発射されたミサイルはマッハ12の速さで飛び、400km先の目標を攻撃できる。ロシアはシリアのバーセル・アル・アサド国際空港における軍事基地を防衛するために「トリウームフ」を使用している。

 2007年には、ロシアとイランは8億ドル相当の4S-300 PMU-1ミサイル40基の供給契約を締結した。しかしイランが核開発を行った疑いがあったため、国連安全保障理事会はS-300(S-400の前身)のような先進的な防衛兵器の輸出を禁止した。イランに対する制裁は2015年7月に解除されたため、同年11月にはロシアは防空システムの供給に関する新たな契約を締結している

中国のコピー兵器トップ4 

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