八仙人のひとり

張果老 なぜ後ろ向きにロバに乗る?

2017/03/27 07:00

 中国の神話伝説「道家八仙人」の一人として知られる張果老。中国の史書によると、彼は唐の時代、恒州中條山に住み、当時すでに数百歳だったと伝えられています。

 仙人はやはり一般の俗人とは違いました。張果老はいつも白い驢馬に乗り、一日数万里(数百キロメートル)移動したという伝説があります。休憩する時は驢馬を紙のように折りたたんで小箱に納め、乗る時には水を吹きかけて元に戻しました。

 さて、張果老は何故後ろ向きにロバに乗ったのでしょうか? 幾つかの民間説がありますが、唐の終わり頃、当時有名な張天師(道教5大門派の一つ「正一道」の創始者)の言葉から、その理由を垣間見ることができます。

後ろ向きにロバに乗った張果老。前進することは実は後退することであると世の人々に警鐘を鳴らした(ネット写真)

 今の時代を予見していた

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