共産主義の終焉

共産党へ受け継がれた秘密結社イルミナティの教義

2017年05月20日 22時55分

 「共産党宣言」は「一つの幽霊、共産主義の幽霊がヨーロッパで漂っている」の一文で始まる。この文言の通り、共産主義は元々人々の幸せを実現するために生まれた学説ではなく、その根底には悪魔崇拝がある。

 米国国会図書館長であり、著名な歴史学者でもあるジェームス・H・ビリントン氏などの研究によると、共産党は18世紀ドイツのバイエルンの「イルミナティ(Bavarian Order of the Illuminati)」に起源を持つ。秘密結社「イルミナティ」の指導者であった哲学者アダム・ヴァイスハウプト(1748—1830)は悪魔崇拝者とされ、サタンとルシファーを信仰していたという。

共産党へ受け継がれたイルミナティの教義

 ドイツ人秘密結社「正義者同盟」はイルミナティの外延組織であり、1847年6月、ロンドンの会議で「共産主義者同盟」と名を改めた。同年11月「共産主義者同盟」はマルクスとエンゲルスに宣言の起草を委託し、翌年2月21日には「共産党宣言」として出版された。これ以降、共産主義運動が活発化していく。

 イルミナティの綱領と「目的達成のためなら手段を選ばない」との教義は、すべて共産党に継承された。例えば、共産党宣言では「共産党員は自分の観点と意図を隠そうとはしない」「目的は暴力で現存するすべての社会制度を転覆することのみで達成される」と主張する。レーニンは、「我々はすべての詐術、陰謀、欺瞞、狡猾、違法手段、隠ぺい手段を駆使しなければならず、真相を覆い隠さなければならない」と公言した。

 残虐と欺瞞は、共産党政権の共通性だ。共産主義の学説は、「この世のユートピア」を創造するとのスローガンで人々を騙し、実際には人類社会の形態を壊してきた。人類に対する敵対意識は、共産主義者の共通点と言えよう。近年明らかになった文献と学者の研究によると、マルクス、エンゲルス、レーニン、スターリンは全員、悪魔崇拝者であることが明らかとなっている。

キリスト教徒から悪魔崇拝者になったマルクス

 カール・マルクスはかつてキリスト教徒だったが、大学在学中にヨハンナ・サウスコットの主催するサタン教に入信したため、悪魔崇拝者となった。

「共産党宣言」を持つカール・マルクスの像(ATTILA KISBENEDEK/AFP/Getty Images)

 マルクスが父親に宛てた手紙の中には、「私は一つの殻を抜けた。私の聖なるものは抜け去り、新しい霊が入らなければならない」と書いた。マルクスの息子エドガーが1854年3月21日に彼に宛てた手紙では、「親愛なる悪魔へ」で始まっていた。

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