仏大統領選

マクロン候補が勝利 史上最年少大統領へ

2017年05月08日 08時06分

 フランス大統領選挙の決選投票は、欧州連合(EU)関係重視のエマニュエル・マクロン候補(中道・無所属・39)が、極右政党のマリーヌ・ルペン候補を下し、勝利した。カズヌーブ首相が日本時間8日未明、宣言した。仏内務省によると、得票率はそれぞれ約65%と35%とされ、大差をつけた。

 仏史上最年少の大統領が誕生する。既存の2大政党以外からの大統領誕生も初めてとなる。マクロン氏は、移民の受け入れにも寛容で、親EUなマクロン氏が勝利したことで、幅広い層から支持を取り付けた。

 マクロン氏は現地時間7日夜、パリ市内ルーブル美術館前で演説して、勝利宣言した。「名誉であり責任を感じる。社会の分断や経済問題など、多くの課題がある中で、国民を結集して和解と連帯をつくりたい」と話した。いっぽう、ルペン氏は「マクロン氏に期待する」と敗北を認めた。

 金融市場では、反EUを掲げていたルペン氏が当選ならば混乱は避けられないと予想されていた。「国民を守る強い欧州のもと、フランスを作る」と新EUを掲げたマクロン氏の勝利で、株価は平穏に推移している。

 今回の大統領選の有権者数は約4700万人。正式な最終結果は10日に発表される。

(編集・甲斐 天海)

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