習近平国家主席の友人 米駐中国大使に起用へ

2017/05/11 13:00

 中国の習近平国家主席と親交のある米共和党議員、現職のアイオワ州知事のテリー・ブランスタッド氏(70)は駐中国大使に起用されるとみられる。

 米上院外交委員会は9日、トランプ米大統領が同氏の中国との良好な関係を評価して駐中国大使に指名した人事を承認した。近く上院本会議で承認される見通しだ。

 承認に向けて2日から開かれた上院公聴会でブランスタッド氏は、中国指導者との良好な個人関係を生かして、人権など中国の諸問題をあえて回避することなく、米国と国際社会の利益につながるよう職務を全うすることを強調。北朝鮮の核・ミサイル開発について、「全人類への脅威だ」として、中国共産党政権により厳正な対応を求める方針を示した。

 アイオワ州は中国と貿易のつながりが深く、ブランスタッド氏は32年前から、習氏と親交を深めてきた。

 ■1985年、当時河北省地方幹部だった習氏がアイオワ州を視察する際、州知事のブランスタッド氏と会談

 ■2011年9月、ブランスタッド州知事が北京に招かれて、国家副主席になった習氏の歓迎を受けた

 ■2012年2月、習国家副主席がアイオワ州を訪問し、両氏は3度目の握手を交わす

 ■2016年11月、ブランスタッド州知事が再び中国を訪問

 ブランスタッド氏の駐中国大使指名を受けて、トランプ大統領が中国に強硬な姿勢を取らないのではないかという見方が強まっている。中国側は同氏を「中国人民の古き友人」として歓迎しているようだ。

(翻訳編集・叶清)

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