インタビュー

「中国の民衆が目覚めつつある」上海の人権派弁護士・鄭恩寵氏 

2017年07月11日 16時25分

 6月24日、上海在住の人権派弁護士・鄭恩寵氏は大紀元の取材に対し、中国社会に起きているある変化について語った。同氏は、中国でこのところ起きた出来事を見ると、中国社会が変化の真っただ中にあり、「人々が目覚めつつある」と語った。

中国ネットユーザーの中核である若者は「中国の希望」

上海の弁護士
「中国の人権派弁護士は将来の大統領候補」

 鄭氏は、大学で教鞭をとる友人からの話として、ある大学院生が独自の視点から中国問題をまとめたレポートについて述べた。それによると、中国の「85後(1985年以降に生まれた中国人)」は、中国の最初のインターネット世代で、モバイルインターネットのメインユーザーでもある。

 「若い世代の中国人は進歩していると思う。彼らはインターネットユーザーの主力になっている」。鄭氏は、中共当局はインターネットの規制と解放をめぐり、ジレンマに陥っていると指摘している。「情報統制のために(完全に)ネットを封鎖してしまいたいが、そうすると全ての貿易業務がストップしてしまう。政府が進めている「一帯一路」構想も頓挫してしまうだろう。そのため、封鎖したくてもできないのだ」と分析する。

 インターネットで情報を広めるのに長けている現在の若者を、鄭氏は「中国の希望」だと言う。

 同時に、本土の人々の声を伝える海外メディアの重要性についても触れた。「例えば、中国の人権派弁護士や、反体制活動家、それに私の発言なども、国内メディアを通じて広めることは不可能だ。だが、あなた方(大紀元など海外メディア)が私を取材して、インターネットやラジオで報道すれば、次の日には数十万の人が状況を把握できる。メディアが私たちの声を外部へ伝え、それがまたネットを介して、中国大陸へと伝えられていく」。

市民の目覚めを恐れる当局

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