米空母と海自艦、沖縄周辺で共同訓練

2017/10/11
更新: 2017/10/11

[東京 11日 ロイター] – 海上自衛隊は11日、米原子力空母ロナルド・レーガンと沖縄周辺で共同訓練を実施したと発表した。

横須賀基地を母港とするレーガンはいったん南シナ海に展開していたが、西太平洋に戻った。韓国国防省によると、レーガンは10月中に日本海へ向かい、韓国軍と合同訓練を行う見通し。

レーガンは9月8日に横須賀基地を出港。9月下旬から10月初めにかけて南シナ海に入った。立ち寄った香港を10月6日に出港し、11日に台湾とフィリピンの間のバシー海峡を抜けて西太平洋に出た。海護艦と断続的に共同訓練を行っており、11日も護衛艦「しまかぜ」と対空、対潜水艦戦などの訓練を実施した。

韓国国防省は国会の国防委員会で、米韓が10月中旬に合同訓練を実施し、米海軍がレーガンを朝鮮半島近海に展開することを明らかにしている。

北朝鮮への圧力を強める米国は、10日に戦略爆撃機B-1を朝鮮半島に派遣。途中で航空自衛隊のF15戦闘機と共同訓練を行った後、韓国空軍とも訓練を実施した。

(久保信博)

Reuters
関連特集: 国際