THE EPOCH TIMES
インタビュー

トランプ氏訪中は米中関係に何をもたらすのか=ジャーナリスト黄金秋氏

2017年11月10日 11時59分

 トランプ氏は国連や他の演説でも、徹底的に共産主義を批判し、非常に鮮明な態度表明を行いました。トランプ氏は共産主義が諸悪の根源であると信じていますので、習近平氏にも一定の影響を与えるでしょう。今後どのように中国を治めていくのか、中国にどのような未来を与えるかについて、トランプ氏は習近平氏にとって非常に良い参考となるでしょう。

 もちろん習近平氏とトランプ氏は互いに異なったイデオロギーや価値観を持っているかもしれませんが、両氏のこのような相互信頼と友好関係は、中国が近い将来民主化に向かって歩む可能性を高めているように思えます。

 しかもトランプ氏は対話や友好関係を重視しているものの、アメリカの責任感を忘れることはありません。アメリカの責任とは世界の平和と正義を守ることです。したがってトランプ氏による対話と圧力により、これ以上中国共産党を維持していくことはますます困難になるでしょう。

―トランプ氏訪中が今後の中国に与える影響

 11月7日、トランプ氏訪中を目前に控える中、ホワイトハウスは「ロシア革命」百周年に際し「全米共産主義被害者の日」の声明を出しました。共産主義が国民を圧迫し、一世紀以上にわたって億単位の人命を奪い、数えきれないほどの人々を苦痛に陥れたことを非難しました。

 ロシアで行われた式典でもロシア革命を明確に災難と定め、国民にアピールしているかのようでした。しかしこれは中国共産党高官にとっては衝撃的だったことでしょう。中国が民主化すれば以前の「革命」は災難と罪悪のほか何物でもなく、彼らは共産党と共に歴史の罪人として名を刻まれてしまいます。

 かつてレーガン大統領はゴルバチョフ氏と良好な関係を築き、ロシアから共産主義を取り去ることに成功した。トランプ氏の役割はまさに当時のレーガンそのもので、トランプ氏と習近平氏の友好関係と米中間のやり取りは、第19回共産党大会後に全面的な改革を推進していく習近平氏の良い道しるべであり、中国を文明社会に導くことができると思います。

(聞き手・駱亜/翻訳・文亮)

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