THE EPOCH TIMES
女性の社会進出

座間9人殺害事件で再認識 家庭の大切さ

2017年11月25日 07時00分

 マルクスは「共産党宣言」で「ブルジョアと家族は資本主義の消滅と共に消滅す」と家族の消滅を唱えた。共産主義者は「家族制度の解体は国家の弱体化ひいては国家の解体へと連なり、共産主義社会を到来せしめる」と主張した。

 しかし実際にこれを実践したレーニンが家族解体法を作り、「家事や労働の男女共同化」「性の自由」などを導入した結果、離婚や堕胎の激増、少年犯罪激増、出生率激減を招き、1936年にスターリンも「このままではソ連が崩壊してしまう」と考えて全面的に撤回するに至った。

 元航空幕僚長・田母神俊雄氏は「女性が働けば家庭教育が困難になり公教育に頼る、そうなれば子供たちの洗脳教育がやり易い」とTwitterで発言していた。

 家庭教育ほど子供の人格形成に寄与する教育はない。いくら良質な学校教育を受けられても家庭教育の代わりになるものはない。共産主義者は母性や家庭を邪魔者として扱っており、家庭を支える母親に「抑制された女性」とのイメージを植え付けた。女性を家庭から追い出すよう仕向けたのだ。

 しかし、女性の社会進出のしわ寄せは子どもに来ている。親の愛情不足で非行に走る子、自己肯定感を持てない子…女性の社会進出は家庭の崩壊につながりかねない、この危機は現実となりつつある。

「家」に「女」がいれば、「安」らぎの場所となる。古く伝えられる文化に先人の英知が潜んでいる。伝統的な家族概念が破壊された今、人々は安らぎの場を失いつつある。そして、共産主義者はほくそ笑んでいる。

(文・李沐恩)

関連キーワード

関連特集

LINE NEWSに『中国の今を伝える 大紀元時報』を登録する方法
^