米韓、空中合同演習を開始 過去最大規模

2017/12/04
更新: 2017/12/04

[ソウル 4日 ロイター] – 米国と韓国は4日、過去最大規模となる合同軍事演習を開始した。当局者らが明らかにした。8日まで行われる予定。

今回の定例合同軍事演習「ビジラント・エース」では、ステルス戦闘機「F22ラプター」6機を含む航空機230機以上が飛行する予定。在韓米空軍の報道官によると、最新鋭ステルス戦闘機「F35」も投入する。米国からは約1万2000人が参加する。

米軍は軍事演習の開始前、両国の準備態勢と作戦能力の強化、また朝鮮半島の平和と治安の確保が目的だと説明していた。

北朝鮮は先週、新型ICBM「火星15」の発射実験に成功したと発表した。北朝鮮の祖国平和統一委員会は3日、軍事演習が「既に緊迫している朝鮮半島情勢を核戦争の一歩手前に追い込む」と警告した。

Reuters
関連特集: 国際