ロンドン、欧州からの旅行先で1位に ポンド安で魅力増す=調査

2017年12月05日 17時16分

[ロンドン 5日 ロイター] - オンライン旅行会社イードリームスODIGEOが5日公表した2017年の欧州の旅行者実態調査によると、英国のロンドンが旅行先のトップとなった。今年に入って過激派による一連の攻撃があったにもかかわらず、通貨ポンドの下落で国内外から滞在先として人気を集めた。

欧州域内からロンドンへの予約は24%増加し、2年連続で旅行先として首位を維持した。

調査は「2016年の欧州連合(EU)離脱を巡る国民投票以降のポンドの下落が主な押し上げ要因となっているようだ」と指摘している。

離脱が決定した16年6月の国民投票以降、先行き不透明感からポンドは対ドル<GBP=D4>で約10%下落している。

ポンド安で海外からの旅行に割安感が出る一方、英国内では休暇を近場で過ごすステイケーション需要が高まり、英国の旅行者の間でもロンドンは行き先のトップとなった。昨年は4位だった。

今年ロンドンでは観光地を狙った攻撃事件が相次いだ。しかし、調査ではここ数年に同様の事件が起きたドイツのベルリンやフランスのパリなど欧州の他の都市でも予約が増加した。ベルリンは10%増、パリは4%増。

リポートの著者らは「2017年にこれらの欧州主要都市の訪問者数に深刻な長期的影響の兆候は見られておらず、調査は旅行者数が底堅く推移していることを示している」としている。

調査はイードリームスODIGEOのオンラインプラットフォーム上での17年1─9月の欧州からの予約状況に基づいている。

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