THE EPOCH TIMES

J1リーグ最終節で川崎が逆転優勝、「守備より攻撃」を貫く

2017年12月07日 14時00分

 

川崎フロンターレが2日に行われたサッカー・J1リーグの最終節で逆転優勝を決めた。クラブ創設以降初のタイトルを獲得した。(大紀元)

 

「等々力劇場」とは、ホームの等々力陸上競技場での試合中に、劣勢になった川崎が、時折、終盤で奇跡を起こし、逆転勝利することをさす。また、その逆の場合もある。最初に優勢であったにもかかわらず、終盤では大敗することもある。

 「等々力劇場」を生み出すのは川崎の攻撃姿勢だ。数年前から川崎はほぼすべての試合で、周到な攻撃と持ち前のパス能力でゴールラッシュをみせた。一方、ボールのパスミスも目立っていた。

 2日最終節後のインタビューで、昨年まで3年間主将を務めた中村憲剛は、チームのパスミスをどう防ぐかとの質問に対して、守備ではなく「攻めを強めるのみだ」と答えた。

 「攻撃が最高の守備だ」は川崎のスタイルだ。この戦略で、川崎は常にフィールドの主導権を握ってきた。今季のACLで中国広州恒大との対戦でも、このスタイルで戦った川崎のボール支配率の高さに、中国人サッカーファンが驚いた。これがきっかけで、川崎を注目する中国人ファンが増え、「アジアのFCバルセロナ」と呼ぶようになった。

 そのようなスタイルを貫いても川崎はこれまで優勝できなかった。チームは今までのスタイルで戦ってもいいのかと悩んでいたに違いない。しかし、今回念願のJリーグ戦初優勝で、従来の戦略を転換する必要がなくなったようだ。

 鬼木監督は記者会見で、初優勝で「川崎の『攻めるサッカー』でやっていけることが証明された」と語った。

 今後川崎の『攻めるサッカー』を真似する国内外チームは多くなるのでは、と多くのサッカー界関係者は推測している。

 

(翻訳編集・張哲)

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