THE EPOCH TIMES

焦点:北朝鮮の金正恩氏、「狂気」の裏に潜むしたたかな計算

2017年12月07日 12時00分

この時期から、正恩氏は個人崇拝を強化している。張氏の粛清が発表された日、党機関紙「労働新聞」は、正恩氏にささげる歌「われわれはあなたしか知らない」を掲載した。

またINSSによれば、正恩氏は翌年、自身の偶像化に重点を置き、核兵器やミサイルの画像を含むよう学校の教科書を改訂することを指示した。

偶像化キャンペーンは2016年に本格化し、ポップカルチャーや若者に向けて発信された。正恩氏が選んだ女性歌手で構成されるモランボン楽団が演奏や芝居を通して指導者への忠誠を求める一方、主要な建設事業を担う「青年突撃隊」が約1200点もの詩などの文芸作品を生み出したという。

「彼(正恩氏)は自身の正当性を経済状況の改善と結びつけている」と、延世大学のジョン・デルーリー氏は指摘。「金正恩氏は『開発独裁者』になりたいと考えている」

国内では、豊かさをもたらす者というイメージを打ち出している。2015年に撮影された正恩氏の写真のほぼ半数が経済イベントだったことが、韓国統一省のデータは示している。しかし今年は、相次ぐミサイル実験などにより、軍事的な場面での露出が再び目立っている。

「金正恩氏は、権力基盤と独裁政権を非常に巧みに強化しながら、既存のシステムをうまく利用している」と、INSSのLee Su-seok研究員は語った。

(翻訳:伊藤典子 編集:下郡美紀)

 

 11月30日、トランプ米大統領の目には「紛れもない狂人」と映る北朝鮮の指導者、金正恩氏(写真)は、韓国が恐怖政治と呼ぶ支配体制への移行を6年かけて完了させた。だが、正恩体制をよく調べると、「狂気」の背後にあるメソッドが見えてくる。KCNA9月提供(2017年 ロイター)

 

 11月30日、トランプ米大統領の目には「紛れもない狂人」と映る北朝鮮の指導者、金正恩氏(写真)は、韓国が恐怖政治と呼ぶ支配体制への移行を6年かけて完了させた。だが、正恩体制をよく調べると、「狂気」の背後にあるメソッドが見えてくる。KCNA9月提供(2017年 ロイター)

 

 11月30日、トランプ米大統領の目には「紛れもない狂人」と映る北朝鮮の指導者、金正恩氏(写真)は、韓国が恐怖政治と呼ぶ支配体制への移行を6年かけて完了させた。だが、正恩体制をよく調べると、「狂気」の背後にあるメソッドが見えてくる。KCNA9月提供(2017年 ロイター)

 

 11月30日、トランプ米大統領の目には「紛れもない狂人」と映る北朝鮮の指導者、金正恩氏(写真)は、韓国が恐怖政治と呼ぶ支配体制への移行を6年かけて完了させた。だが、正恩体制をよく調べると、「狂気」の背後にあるメソッドが見えてくる。KCNA9月提供(2017年 ロイター)
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