THE EPOCH TIMES

中国、ガス供給不足で集中暖房がストップ、極寒に耐える市民から批判殺到

2017年12月07日 15時02分

 供給不足で、天然ガスの販売価格は値上がりした。11月末の価格は3カ月前と比べて約8割上昇した。中国国家統計局の統計によると、11月液化天然ガス(LNG)の価格が1トン当たり約5637元(約9万5829円)8月は1トン当たり約3129元(約5万3193円)だった。

 北京市昌平区に住む劉さんは、自宅マンションの暖房料金は近く、現在の値段よりさらに36%値上がりすると話した。「党の高官ではない私たち庶民にとって大変な負担だ」

 「当局の政策を実行するために、マンションの管理業者は建物の中にある石炭を使う暖房器具、さらに電気の暖房器具などを全部撤去した」「住民の私たちは暖房料金を支払っても、金儲けばかりを考える業者らは集中暖房システムを全く動かしてくれない。政府に陳情しても対応する人すらいなかった」、と劉さんが怒りをあらわにした。

 中国国内インターネット上でも、当局の政策に批判が殺到した。

 河北省石家荘市に住むネットユーザーによると、天然ガスの配管・設置工事費用は1世帯当たり4万元(約68万円)が必要だが、市政府からの補助金はいっさいないという。「収入の少ない家庭には本当に無理な話だ。(当局は)何も説明していない。今年石炭ボイラーを使えないし、どうやって冬を越せばいいのかわからない。恥知らずの共産党だ」と猛烈に非難した。

 石家荘市の陳さんも、当局の今までのすべての政策は「無計画で、軽率だ」と話した。「各家庭の安全問題や供給問題などを全く考慮しない」と批判した。

 また、ネットユーザーの投稿によると、「石炭を見かけたらボイラーをすぐに壊そう。煙を見たら家を取り壊そう」「石炭を燃やす人を見かけたら捕まえよう」など、過激なスローガンが書かれた横断幕が、町のいたるところで掛けられている。

(記者・顧暁華/簫律生、翻訳編集・張哲)

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