THE EPOCH TIMES

小田急ロマンスカーに新型車両「GSE」登場

2017年12月08日 12時07分

 新宿から箱根までを結ぶ小田急ロマンスカーに新型車両70000形が登場した。

 歴代ロマンスカーには、Vault Super Express「VSE」、Multi Super Express「MSE」などと愛称があるが、今回は、開発コンセプトである「箱根につづく時間(とき)を 優雅に走るロマンスカー」をもとに、優雅さをあらわす「Graceful」を用いGraceful Super Express「GSE車」と呼ばれる。

 車体は「薔薇」の色を基調とした「ローズバーミリオン」、屋根部を深い赤色の「ルージュボルドー」とし、側面にはロマンスカーの伝統カラーである「バーミリオンオレンジ」の帯をあしらい、伝統的なロマンスカーの色を踏襲しながらも上品さを醸し出している。

 車両の特徴として、展望席は大型の一枚ガラスを採用し、ガラスの取り付け角度と座席の位置、ガラスの両側にある支柱の位置と形状を工夫することにより、前方の眺望を格段に向上。また、先頭車両は荷棚を無くすことで車内全体がより開放的になった。

展望席は大型の一枚ガラスを採用し、ガラスの取り付け角度と座席の位置、ガラスの両側にある支柱の位置と形状を工夫することにより、前方の眺望を格段に向上(小田急電鉄株式会社)

 車両の側面窓はVSEやMSEよりも30cm高く、窓の繋ぎ目を極力少なくした連続窓とすることにより、流れ行く沿線の四季折々の風景が楽しめる。

窓の繋ぎ目を極力少なくした連続窓とすることにより、流れ行く沿線の四季折々の風景が楽しめる(小田急電鉄株式会社)

 そのほか、左右方向の車両振動を低減する「電動油圧式フルアクティブサスペンション」を搭載し、揺れを抑制している。編成の全車両に搭載しているのは在来線量産車両としては、国内で初めて。

 また座席下部に荷物を収納できるスペースなど、快適な車内空間を実現し車内無料Wi-Fiシステムによるインターネットへの接続環境の整備に加え、展望ライブ映像の鑑賞できるそうだ。

 営業運転は来年、3月中旬頃になる予定。

(大道修)

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