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韓国で新版の偽100米ドル札 鑑定機をすり抜けるほど 北朝鮮関与か

2017年12月19日 14時59分
北朝鮮で製造された偽ドルを原寸の400倍まで拡大して、識別を行っている松村ラテクノロジー社(東京)。写真は2006年に撮影されたもの。(KAZUHIRO NOGI/AFP/Getty Images)

 韓国の銀行は最近、精巧な偽100米ドル札の新版を発見した。韓国のメディアは、北朝鮮が国家ぐるみで偽造した可能性が高いと伝えた。

 KEBハナ銀行ソウル支店は先月、同ニセ札を摘発した。偽札鑑定機が判別できないほどの精巧さだという。同銀行の偽札対策部門の責任者の説明では、これまでに摘発された同ニセ札は2001年または2003年の刻印だが、今回は2006年の刻印だった。

 同責任者は、これほど完成度の高いものを偽造するには、1億米ドル以上の巨額設備投資が必要として、国家ぐるみの犯行である可能性が高いと指摘した。韓国の専門家は韓国以外の国にも流れているとみている。

 毎日新聞によると、偽100米ドル紙幣が今年10月中旬に東京都内の複数の両替ショップに持ち込まれ、判明したのは100枚以上で、韓国のものと同じとみられる。

 以前にも、北朝鮮政府関係者が偽ドル札を所持していると報じられていた。韓国紙・中央日報は昨年6月消息筋の話として、中国遼寧省丹東市駐在の北朝鮮の幹部が中国の銀行でニセの米ドル紙幣を中国元に両替したことが発覚し、中国当局が同幹部を逮捕した、と報じた。

 1989年ごろから、「スーパーノート」とよばれる超精密にできた偽造米ドル紙幣(USD100とUSD50)が世界で出回った。米財務省は2006年、北朝鮮政府がスーパーノートを偽造、流通させたとする報告書を発表。韓国メディアは今回の新版偽ドル札も、北朝鮮政府が関与しているとみている。

(翻訳編集・叶清)

 

 

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