米下院共和党、暫定予算巡る駆け引き活発化 22日の期限控え

[ワシントン 20日 ロイター] – 米政府の現行つなぎ予算が22日に失効するのを前に、下院共和党の内の駆け引きが活発化している。

22日深夜までに暫定予算を可決できなければ、一部政府機関が閉鎖に追い込まれる。同党のライアン下院議長は、共和党議員への説得を続けているが、法案を可決できるかは不透明な状況。

一部の共和党議員は国防費の増額を求めており、同党のクリス・コリンズ下院議員によると、政府機関閉鎖を回避するため、暫定予算に国防費の小幅な増額が盛り込まれる可能性がある。

ライアン議長は、上院が22日深夜までに暫定予算を可決できるよう、21日中の下院採決を目指している。

現在、共和党内で浮上しているのは来年1月19日までの暫定予算案。810億ドルの災害支援も盛り込む計画だが、災害支援は別法案とする可能性もある。

児童向け医療保険プログラムの延長や国内監視プログラムが盛り込まれる可能性もあるという。

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