THE EPOCH TIMES

明けましておめでとうございます

2018年01月01日 07時00分

天下多事の酉年が終わり、瞬く間に戌年を迎えました。

昨年は、世界情勢に大きな影響を与えたいくつかの出来事がありました。一つ目は政治素人という異色のドナルド・トランプ米大統領の誕生。二つ目は中国の党大会で習近平総書記が一強体制を確立したこと。三つ目は世界を戦争危機にさらした北朝鮮問題です。

トランプ大統領は就任後、反共産主義の立場を鮮明に示してきました。北朝鮮問題の解決のために習近平政権と連携を取りつつも、昨年12月18日に発表された「国家安全保障戦略」では、主たる脅威として中国を名指ししました。自由主義vs共産主義の対立構図が浮かび上がってきています。

冷戦後、人類に多大な災難をもたらす共産主義運動は凋落したように見えます。しかし、共産主義者は暴力革命など過激な主張を封印し、それに取って代わったのは「高福祉」「フェミニズム」「性の解放」「差別撤廃」「○○無償化」など、聞き心地の良い言葉ばかりです。変貌した共産主義は西側諸国においても社会のあらゆる側面に忍び込んでいます。

どの国の伝承文化を見渡しても、「善悪応報」などの道徳観念がちりばめられています。共産主義はこの百年来、世に無神論を浸透させることによって伝統文化を破壊し、人類と神仏との分断を図りました。人類社会はかつてない繁栄を成し遂げていますが、同時に、一瀉千里の勢いで道徳観が滑落しています。これは個人や民族、国家の域を超え、全人類が今すぐ、真正面から取り組むべき問題です。

人類のゆくえが憂慮されています。わたしたちの生活に息づく正当な伝統価値を破壊した共産主義に対して、その危険性を認識する必要があります。

旧ソ連が崩壊後、中国共産党は今や、共産主義運動の新しい旗手となり、経済的な利益を利用して、世界中で懐柔策を実施してきました。中国共産党は、米国に代わって世界の覇権国になり、世界の新秩序を作ろうとしています。

幸いなことに、西側諸国は中国共産党の「ロングアーム」(長い手、浸透工作を意味する)にやっと気づき始めました。オーストラリアでは中国共産党による内政干渉の対抗措置として、反内政干渉および反スパイ法を大幅に見直しました。この動きは今後、ますます深化していき、全世界に広がっていくことが期待されています。

2018年には、何よりも世界から共産主義を除去することが期待されています。先人の英知の結晶である伝統文化を復興させることは、共産主義を打ち破る神器であり、私たち人類が正道に回帰するための道しるべだと確信しています。

伝統を重んじ、数千年の歴史を誇る日本では、国内外の共産主義勢力に対して毅然とした態度を示すことが、先人の期待であると拝察します。

新年に際しまして、大紀元日本は、読者の皆様方の更なるご支援ご鞭撻を賜りつつ、創設以来の理念を貫き、より一層の精進をお誓い申し上げます。 

(大紀元日本ウェブ編集部一同)

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