トランプ氏、健康診断結果を初公表 医師「精神面に問題ない」

[ワシントン 16日 ロイター] – トランプ米大統領の主治医が16日、就任後初の健康診断の結果について公表し、認知力の検査をクリアしたほか、全体的な健康状態も良好だと明らかにした。ただ、食生活の改善や運動を通じて体重を最大で15ポンド(6.8キロ)減らす必要があるとした。

認知力検査はトランプ氏が追加で行うよう求め、その結果を公表することも承認。また、主治医で米海軍医師のロニー・ジャクソン氏に、会見を開いて記者の質問に答えるよう指示した。

71歳のトランプ氏は、フライドチキンやハンバーガーなど高脂肪の食事を好むことで知られ、日々の運動はゴルフ以外にしないという。

また、このほど出版された政権の暴露本「炎と怒り」では、トランプ氏が子どもっぽく気まぐれだとされ、大統領としての精神的な適正に問題があるとの見方が強まっていた。

認知力テストは認知症やアルツハイマー病、脳疾患の兆候を調べるもので、ジャクソン氏はトランプ氏のテスト結果は満点だったと明かした上で「精神的に非常にシャープで、全く問題はない」との見解を示した。

 1月16日、トランプ米大統領(写真)の主治医が、就任後初の健康診断の結果について公表し、認知力の検査をクリアしたほか、全体的な健康状態も良好だと明らかにした。ホワイトハウスで撮影(2018年 ロイター/Kevin Lamarque)
関連記事
米航空宇宙局(NASA)のビル・ネルソン長官は、中国共産党が宇宙で秘密裏に軍事活動を行っていると述べた。4月17日、ネルソン長官は、2025年のNASAの254億ドルの予算要求の下院歳出委員会の公聴会で中共が宇宙での軍事活動証拠を提出した。
中国共産党当局がフィリピンの日米との3カ国首脳会談に反対していることに対し、フィリピン外務省は18日(木)、フィリピンが日米との同盟強化を決定したのは主権国家としての選択であり、地域の緊張の根本原因は中共の行き過ぎた海洋擁護と侵略行為にあると反論した。
イスラエルのミサイルがイランの拠点を直撃したと、米ABCニュースが18日遅く、米政府当局者の話として伝えた。
内閣府の「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース」(以下、再エネTF)で、委員の大林ミカ氏(自然エネルギー財団事務局長)から提出された資料の一部に中国の国営送配電会社「国家電網公司」のロゴが入っていたことが3月23日に発覚した。大林氏は同月27日に、同委員を辞任したが、政府はこれで幕引きにせず、外国の影響工作の疑念を晴らすべく、国民に説明すべきだ。
米国は4月初旬、フィリピン・ルソン島に中距離ミサイル発射装置「タイフォン」の配備を完了させた。80年代後半の冷 […]