THE EPOCH TIMES
共産党のプロパガンダ

孔子学院は「反米の外国勢力」閉鎖よびかけ=米上院議員

2018年02月08日 17時41分

中国共産党の元政治局常務委員で宣伝部門の責任者だった李長春氏は2011年、米政治誌ポリティコの取材に対し、孔子学院について「海外で私たち(共産党)の思想を拡大するために効果的だ」と語っている。「我々のソフトパワー戦略において重要な貢献をしている。『孔子』の名は魅力的なブランドだ。中国語の教育でも、何でも合理的で論理的に見えるだろう」と付け加えた。

米国防総省顧問で著名シンクタンク・ハドソン研究所の責任者であるマイケル・ピルズベリー(Michael Pillsbury)氏は、2015年の著作『100年戦略』で次のように指摘する。孔子学院は「中国は脅威ではない」「平和的な国として成長するよう世界は支援するべき」と本音と異なる柔和な表現を使っているという。

合わせて読みたい:秘密の「100年戦略」中国超大国への策、米国トップ中国研究者が警告

「孔子学院は、中国の歴史を白塗りにしている」とピルズベリー氏は批判する。共産党政権が伝統価値を破壊したにもかかわらず、「まるで孔子の指導の下で国民は平和で幸せに暮らしている、といった像を描いている」という。

大学に書簡を送ったルビオ議員は、「私は米国における孔子学院の拡大に強い懸念を抱いている。米国の教室で中国共産党の宣伝が浸透すれば、自由な質疑を妨げられ、表現の自由という価値を破壊される恐れがある。孔子学院との契約を終了させるようアドバイスする」と文章を締めくくった。

ルビオ議員は、米政府機関「中国問題に関する連邦議会・行政府委員会(CECC)」の委員長を務め、かねてから中国共産党政権による拡張主義に警鐘を鳴らしている。2017年12月13日にCECCがホワイトハウスで開いた公聴会では、在外中国人の思想指導役を担う中央統戦部の脅威について指摘し、米国人がその危険性を認知しないことについて「まるで茹でガエルのよう」と警告した。

参考:「まるで茹でガエルのよう」中国共産党の浸透工作に警戒を=米公聴会

(翻訳編集・佐渡道世)

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