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TPPへの米国の復帰、前向きになることは歓迎=梅本首席交渉官

2018年02月20日 22時05分
 2月20日、環太平洋連携協定(TPP)の首席交渉官・梅本和義氏は、ロイターのインタビューで、1月に11カ国が新協定の締結で合意した後、トランプ米大統領がTPPへの復帰に意欲を示したことについて「少しでも前向きになることは歓迎する」と述べた。都内で撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 20日 ロイター] - 環太平洋連携協定(TPP)の首席交渉官・梅本和義氏は20日、ロイターのインタビューで、1月に11カ国が新協定の締結で合意した後、トランプ米大統領がTPPへの復帰に意欲を示したことについて「少しでも前向きになることは歓迎する」と述べた。

TPPは、米国がオバマ前政権だった2016年2月に12カ国がいったん署名したものの、昨年1月に誕生したトランプ政権が離脱を表明。日本など他の11カ国は今年1月、協定内容の一部項目を凍結した新協定「包括的および先進的環太平洋連携協定(CPTPP)」の3月署名を目指すことで合意した。

梅本氏は、一部を凍結した新協定でも交渉には半年かかったと指摘。米国が復帰を目指したとしても協定の再交渉には時間がかかることを示唆した。

安倍晋三首相は1月、衆院予算委員会で、トランプ大統領がTPP復帰に言及したことについて「歓迎したいが、TPP11ですでに合意した。ガラス細工のようなもので、変更は考えていない」と述べ、再交渉を否定した。

梅本氏はまた、ニュージーランドのアーダーン首相が20日、CPTPPの最終的な条文が21日に発表されると明らかにしたことを受け、日本も同時に条文を公表すると語った。フランス語とスペイン語の翻訳文の精査が終わったタイミングでの公表になるとした。

英国が欧州連合(EU)離脱後のTPP参加に関心を示していることについては「TPPは高いルールに基づく開かれた協定であり、地理的な制約はない」と述べる一方、まずはEU離脱がどうなるかが先だとの見方を示した。

*カテゴリーを変更し写真を差し替えました。

 

(金子かおり、宮崎亜巳)

 

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