THE EPOCH TIMES

韓国GM工場閉鎖で文政権失速の危機、救済なら国民反発

2018年02月28日 06時00分

一部韓国人の間では、利益を海外移転する外資系企業への根深い不信感があり、GMのような米国企業への支援はとりわけ論争の的となる。

米韓関係は現在、トランプ米大統領が両国間の自由貿易協定の再交渉を主張し、難しい時期にある。

「トランプ氏がタカ派姿勢を強める中、韓国政府が税金を投入したら国民は快く思わないだろう」と、対外経済政策研究院(KIEP)のエコノミスト、Chung Chul氏は指摘する。

GMは債務株式化と韓国事業への新たな投資を提案している。一方、韓国政府側は、支援するにはまず同社とその「不透明な経営」への監査を実施する必要があるとしている。

「非常に多くの職が危機的状況にあり、GM問題にどう対処するかは政府の政策に関わるものだ」と、韓国産業銀行の当局者は言う。「それ故、政府と当行は、単に結論を急ぐわけにいかない。誰かが自分は病気だと言った場合、われわれはまず問題を見つけるためにその腹部を切開する必要がある」

(翻訳:伊藤典子 編集:山口香子)

 

 2月22日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領(写真)が、GM韓国の工場閉鎖を巡り窮地に立たされている。江陵で17日撮影(2018年 ロイター/John Sibley)
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