トランプ氏専属パイロット、米連邦航空局長官候補に=政権当局者

2018/02/27
更新: 2018/02/27

[ワシントン 26日 ロイター] – トランプ米大統領は、連邦航空局(FAA)長官候補に自身の専属パイロットを長年務めるジョン・ダンキン氏を検討している。政権当局者が26日、ロイターに明らかにした。

同長官の候補には、FAAのダン・エルウェル長官代理、サム・グレーブス下院議員(共和、ミズーリ州選出)や、ある航空業界当局者も含まれているという。

トランプ氏は昨年3月、航空管制業務の民営化を提案したが、議会や自家用機の所有者からの反対に直面。議会は9月にFAAが管轄する航空管制業務の権限を3月末まで延長した。

ダンキン氏は2016年の米大統領選挙キャンペーン中にトランプ氏の専用機のパイロットを務めた。

スミソニアン博物館のドキュメンタリーによると、ダンキン氏は1989年以降、断続的にトランプ氏のパイロットを務めている。

当局者らによると、ホワイトハウス高官がダンキン氏と他の候補者のインタビューを行ったという。

ダンキン氏からのコメントは得られていない。ホワイトハウスはコメントを控えた。

2月26日、トランプ米大統領は、連邦航空局(FAA)長官候補に自身の専属パイロットを長年務めるジョン・ダンキン氏を検討している。政権当局者がロイターに明らかにした。写真はローガン空港を離陸する民間旅客機。ボストンで2014年5月撮影(2018年 ロイター/JONATHAN ERNST)
Reuters
関連特集: 国際