原油先物、14年終盤以来の高値近辺

2018/04/20
更新: 2018/04/20

[シンガポール 20日 ロイター] – アジア時間の取引で原油先物は、主要産油国の協調減産により市場の過剰供給が解消されるなか、今週つけた2014年終盤以来の高値近辺で推移している。

0129GMT(日本時間午前10時29分)時点で、北海ブレント先物<LCOc1>は0.09ドル安の1バレル=73.69ドル。

米WTI原油先物<CLc1>は0.07ドル安の68.22ドル。

石油輸出国機構(OPEC)と主要産油国は2017年から協調減産を続けており、原油の過剰供給は解消されつつある。

北海ブレントと米WTI先物は今週、2014年11月以来の高値となる74.75ドルと69.56ドルをそれぞれ記録した。

米国がOPEC加盟国イランへの制裁を再開するとの観測も原油価格を支援している。

Reuters
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