米国務長官、北朝鮮と拘束米国人で協議予定と承知=菅官房長官

2018/05/09
更新: 2018/05/09

[東京 9日 ロイター] – 菅義偉官房長官は9日午後の記者会見で、「現在北朝鮮を訪問している米国のポンペオ国務長官が、北朝鮮に拘束されている米国人の解放について協議する予定であることは承知している」と述べ、「拘束されている米国人の解放に向けた米国の努力は支持したい」とした。

米国人解放協議の日本人拉致問題への影響を問われ、官房長官は「米国も拉致問題の早期解決の重要性を理解しており、先般の日米首脳会談において、トランプ大統領から、『われわれは拉致問題を提起する。日本にとって最善となるようにベストをつくす』という力強い言葉をいただいている」と回答。

「引き続き米国と緊密に連携し、国際社会の圧力をテコとして、北朝鮮に拉致問題の早期解決に向けての決断を迫って行きたい」と強調した。

*内容を追加しました。

(竹本能文)

Reuters
関連特集: 国際