欧州、米に主要分野の制裁対象除外を要請 イラン核合意離脱で

2018/06/07
更新: 2018/06/07

[ベルリン 6日 ロイター] – イラン核合意に署名したドイツ、フランス、英国の3国は、離脱した米国への書簡で、合意維持に向けた欧州の結束を強調し、欧州で事業展開する欧州連合(EU)企業を制裁対象としないよう求めた。

医薬品、ヘルスケア、エネルギー、自動車、民間航空、インフラストラクチャー、銀行などの主要部門を制裁対象外とするよう求めている。

書簡は4日付で「イランが核合意から離脱すれば、地域のさらなる不安定化を招く」と警告。独仏英の外相と財務相、EUのトップ外交官の連名で、米財務長官と国務長官宛てとなっている。

Reuters
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