イラン、核兵器開発なら「全世界の怒り」に直面=米国務長官

2018/06/25
更新: 2018/06/25

[ワシントン 23日 ロイター] – ポンペオ米国務長官は、イランが核兵器開発を行うならイランは「全世界の怒り」に直面することになるとし、イランに対し、核兵器を開発しないよう警告した。

MSNBCが23日に報じた国務長官と政治コラムニスト、ヒュー・ヒューイット氏との22日付インタビューによると、国務長官はイランとの国際的な核合意の行く末がどのようなものであれ、核兵器開発はイランの利益にはならないとの見方を示した。

国務長官は「イランが核開発計画に本格的に着手した場合、全世界の怒りがイランに降り注ぐことをイランに理解してもらいたい」と述べた。

ただ「怒り」に関して、米国による軍事的な報復を意味していないと指摘。軍事行動は誰の得策にもならないとし、軍事行動を起こす事態にならないことを心から望むとした。

Reuters
関連特集: 国際