米原油先物下げに転じる、一時3年半ぶりの75ドル台

2018/07/04
更新: 2018/07/04

[ニューヨーク 3日 ロイター] – 米時間の原油先物は下落。米WTI原油先物<CLc1>が一時3年半ぶりの高値となる75ドルを上回る場面もあったが、4日の米独立記念日を控え利益確定売りが優勢となり、マイナス圏に沈んだ。

1457GMT(日本時間午後11時57分)時点で、WTI先物は0.86ドル安の1バレル=73.08ドル。一時は75.27ドルまで上昇した。

北海ブレント先物<LCOc1>は前日終値比0.07ドル安の77.24ドル。一時は78.55を付けていた。

イランのロウハニ大統領は2日、米国がイラン産原油の輸入を停止するよう各国に圧力をかければ、地域の原油輸出が悪影響を受ける可能性があるとの見解を示した。これを受け、序盤は原油価格が上昇していた。

Reuters
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