THE EPOCH TIMES
NATO軍事費増

日本防衛費増の動き「仮想敵は中国」とロシア期待

2018年07月18日 17時00分

北大西洋条約機構(NATO)加盟国は、ロシアの脅威に対抗するために軍事費を増加させる。足並みをそろえて、日本の防衛予算もGDPの2%を目標に掲げる動きがある。ロシアは、日ロ関係が積極的に発展するなか、日本の軍備強化は対中国が目的となるよう希望している。

ベルギーのブリュッセルで開催された今年のNATO首脳会議では、全加盟国29カ国が、2024年までに加盟国の軍事支出を国内総生産(GDP)比2%をクリアする合意内容を実行する決意を表明した、首脳宣言を採択した。

NATOは多国分担金システムを取っている。NATO最新報告によると、米国の軍事支出はGDPの3.5%。ドイツは同1.24%で、目標ラインに達していない。トランプ大統領は、NATOの加盟国は自国の安全を守るため、国防能力を強化するために、より多くの資金を投入すべきだと述べた。

NATOの報告によると、米国を除くNATO加盟国28カ国の軍事総支出合計は3120億ドルで、米国はその倍にあたる推定6230億ドル。28カ国の合計GDPは、米国を上回る。

NATO加盟国の軍事増資はロシアにとって脅威となる。ロシア経済界の一部にも、経済成長が芳しくないなかの軍事支出増加には、否定的な意見があがっている。

ロシア、日本も防衛予算増加なら 理由づけは「中国」になるよう希望

7月11日、ベルギーのブリュッセルで開かれたNATO首脳会談で、上空の編成隊をながめる各国首脳たち(GettyImages) 
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