プーチン氏との会談は成功、2回目の会談心待ち=トランプ米大統領

2018/07/20
更新: 2018/07/20

[ワシントン 19日 ロイター] – トランプ米大統領は19日、16日に行われたロシアのプーチン大統領との会談は成功裏に終わったと強調し、第2回会談の開催を心待ちにしていると語った。

米ロ首脳会談では、トランプ大統領がロシアによる米大統領選への介入疑惑を巡りプーチン氏を非難することを控える一方、米情報機関の結論に懐疑的な見方を示したとして、与野党から批判が噴出。トランプ大統領は17日、言い間違いがあったと弁解し、ロシアが介入したとする米情報機関の結論を受け入れていると表明するなど、対応に追われた。

トランプ大統領はこの日、ツイッターへの投稿で「人々の真の敵であるフェイク(偽)ニュース・メディアを除き、米ロ首脳会談は大きな成功だった」とし、批判の矛先をメディアに向けた。その上で、今回の会談で協議した核や北朝鮮問題、テロやサイバー攻撃などを巡り解決策を実行に移すことができるよう「2回目の会談を楽しみにしている」と述べた。

プーチン大統領もこの日、首脳会談が全般的に成功だったとし、米国内に会談の成果を台無しにしようとする動きがあると批判した。

Reuters
関連特集: 国際