ドイツ建材業最大手OBI社、中国から撤退

2005年05月05日 03時26分
【大紀元5月1日付】(曹工・記者)ドイツの建材流通業大手であるOBI社は、4月27日に、中国マーケットから撤退し、海外営業の重点をヨーロッパに置く方針を発表した。

OBI本社からの情報によると、現在中国にある全ての店舗をイギリスのKingfisher社に売却し、上海にある中国本部も同社に譲渡し、2000名の従業員がKingfisher社傘下の「百安居」(B&Q)に転入するという。

2000年、OBI社は中国無錫でホームセンターを開店し、2010年まで100店舗を展開する方針を打ち出したが、五年足らずで、中国市場から身を引いてしまった。

この決定について、OBI本社はマーケティング戦略の方向転換に伴うものであり、今後ロシア、ポーランド、スロバキアなどの国での事業展開に力を注ぐと説明している。

1970年創業のOBI社は全世界でホームセンターを展開してきた。企業規模はドイツでは一位、世界では四位を誇る大手企業である。全世界で700を超える支社を有している。2004年度の実績によると、62億ユーロに上る売り上げの29%は海外市場によるものだという。
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