朱婉_qi_:全世界訴訟案と中国弁護士への声援(下)

2005年05月02日 23時53分
【大紀元5月2日付】(記者・辛菲)法輪功が中国大陸で弾圧と迫害を受け始めて、すでに5年以上が経過した。法輪功学習者と正義感を持つ人たちはずっと世界中で法に基づく公正さを求めるための努力を続け、卓越した成果を得た。そして中国大陸においては、高智晟や郭国汀などの著名な弁護士に代表される権利擁護派の弁護士が、法輪功学習者のために公民権を勝ち取ろうとしており、また、中国内外の正義感がある人たちや国際世論の支持と共感を得ている。

大紀元記者の辛菲が朱婉_qi_弁護士を取材した。朱婉_qi_弁護士は「全球公審江沢民律師団」(全世界で江沢民を法のもとに裁く弁護士団)の35名の弁護士のうちの一人で、台湾地区の弁護士の代表スポークスパーソンであり、かつ、「全球反対香港基本法23条立法」の台湾区の代表でもある。

記者:この法輪功の問題は中国だけの問題ではなく、全世界的な問題です。これは法輪功学習者だけにかかわるものではなく、世界中のあらゆる人とも関係があるものです。この種のテロリズムはある特定の方向、特定のグループにのみ向けられるものではありません。その本質は邪悪であり、あらゆる正義に対して自由、安全を脅かし、ちょうどウィルスのようにばら撒かれ、科学技術の発展や情報の利便性の向上に伴い、テロリズムの影響範囲はさらに全世界的になっていきます。

朱婉_qi_弁護士:皆さんに知っていただきたいことは、法輪功に対する迫害は一時的、あるいはある一地域、あるいはある一国家の人民のことではないということです。迫害が行われている時間はすでにとても長く、迫害から逃れられる場所もありません。人々に対する侵害も全面的で、人類の基本である人権の価値に対する脅しなのです。このようなことが全世界的に行われているのですから、あらゆる国家の政府は自国民の安全と自由を保障するためにも、アジアのこの巨大な経済実体が中国共産党の独裁暴力政治によってコントロールされている状況に対して抗議し、自らが持つ比較的実効的な方法を用いて彼らを制止するべきなのです。

記者:大陸の民衆は絶え間なく法輪功の真相を伝えています。敢えて公の場で法輪功のためにものを言う各界の人々も続々と増え続けています。これは良い情勢です。しかしまだ人々の多くは比較的無感覚で、この事実と真相を知ったにもかかわらず、自らの身の安全をはかり争いを避ける態度をとり、自分を保護するため、この件については関与しないという人もいます。この種の考え方も狭いものです。彼らは法輪功の事情が各人と密接に関係しているということをまだ認識していないのです。

朱婉_qi_弁護士:
そうです。歴史の教訓が中国人民にとって参考になると思います。第二次世界大戦後、あるドイツの牧師がかつて語った名言としてつぎのようなものがあります。「彼らがユダヤ人を殺害するために追い回していたとき、私はユダヤ人ではないので、ユダヤ人の代弁をしなかった。その後、彼らが労働組合員を殺害するために追い回していたとき、私は組合員ではないので、組合員の代弁をしなかった。さらにその後、彼らがキリスト教徒を殺害するために追い回していたとき、私はキリスト教徒ではないので、キリスト教徒の代弁をしなかった。最後に、彼らが私を捕らえに来た時、もはや私のために立ち上がり抗議する者はいなかった。なぜなら全ての人が皆捕らえられてしまったからである。」したがって、今日中国人民が口をつぐんで何も言わず、法輪功のためにあえて正しいことを言おうとしないのなら、いつか迫害が自分の身に及んだとき、誰も敢えて正しいことを言おうとしないことは、歴史が証明しています。もし今日中国人民が中国の法律に基づいて自分の権利を保障できなければ、いつか自分もこの国家機構の行動の犠牲者となるかもしれないのです。中国共産党は個人的な好き嫌いの理由で善良な修煉団体を残忍な手段で絶滅させることができるのですから、ある日さらに罪状を増やして、何の理由もなくその他の善良な民衆に対して不法な迫害を行うこともあり得るのです。自らの保身に長けた人の立場から見ても、中国人民は立ち上がり、中国共産党が不法に国家機構を利用して人民に対して迫害を行うのを阻止しなければいけないのです。

もっとも典型的な例として、去年11月以降、中国各地でデモや抗議行動があります。中国共産党はこれらを「暴動」と呼んでいますが、実は更に多くの中国人民が立ち上がり、彼らの住む地方政府の腐敗と不正、そして権利の剥奪に反対しているのです。これらは全て自分の権利に対する意識に関して中国人民が目覚めたことを表しており、地方政府ももはやこの民意を防ぐことはできないのです。民意は潮です。もし政府が法に基づいて政治を行っていれば、このようなたくさんの民衆の恨みを買うことはありません。現在、中国大陸で権利を守る運動が始まり、中国人民が立ち上がり集団で地方政府あるいは中央政府に対して腐敗した官僚に懲罰を加え、権利に対する様々な措置を行うよう要求し始めていることは、中国の人権状況にとって希望の前兆であると信じています。

どうすればこの力を更に広い範囲に拡げられるでしょうか。私は中国人民の言論の自由に関する教育、そして人権や自由を勝ち取ろうとしているニュースを世界のメディアが絶えず中国人民に伝え続け、中国の人権状況にはまだ希望があると彼らに信じさせることがその答えであると思います。中国の人権状況の進歩は西洋社会にとっても福音であることは間違いありません。

記者:台湾では法輪功を修煉する人が数多く、民衆も政府も皆法輪功を支援しています。台湾も大陸も同様に中国伝統文化を背景に持つにもかかわらず、法輪功への態度が全く異なるのはなぜでしょうか。このようなはっきりとした違いは、どのような問題を反映したものであるとお考えですか。

朱婉_qi_弁護士:
国際社会では、理性があり、頭がはっきりしている人であれば誰でも、法輪功団体に対する中国共産党と台湾政府の対応が全く異なることを見れば、中国共産党の法輪功の弾圧は荒唐無稽で道理に合わないことであることが理解できると思います。中国と台湾は文化も人種も同じです。台湾は中国共産党の武力による脅迫を長年にわたって受け続けていますが、台湾の政府と人々はそれによって台湾の人民の自由を犠牲にしたりしたことは今までありませんでした。中国共産党が法輪功をどのように誹謗中傷したり、デマを流したりしても、台湾の人々の目に狂いはなく、悪と戦っているなどという中国共産党の嘘を信じたりはしません。中国共産党は大陸に親族や友人を訪問したり、出張したりしている台湾の法輪功学習者を不法に拘禁し、彼らの人身の自由を侵害し、財産を没収しています。迫害された当時10歳であった子供もおり、これらのことに対して台湾人民は激怒しています。このようなこともあり、2003年11月に私たち弁護士団が台湾で江沢民訴訟を起こした際、主要な新聞は皆このことを幅広く報道しましたが、その中には法輪功学習者が政治目的で江沢民を訴えているという報道はまったくなく、法輪功学習者の人権が中国共産党の迫害によって侵害されているため、つまり人権を尊重するがゆえに訴えているのであるということを理解していただいております。このことは台湾の司法の歴史上かつてなかったことで、江沢民を訴えるということ自体が、すでに法曹界および政界の声援と支持とを得ています。

台湾では50万人近くの法輪功学習者がこの数年台湾で平和に煉功し、良い人になっており、すでに台湾社会の良い評価を受けています。政党は、たとえ政治的立場の違いで互いに対立していても、これらの主要な政党は皆、法輪功を正確に理解しており、台湾社会における法輪功学習者の態度を見て、法輪功はなんら政治目的を持たず、本当に社会の道徳の向上と人々の心身の健康に役立つものであることを知っています。ですから台湾社会では党派を問わず台湾の法輪功学習者の人身の自由と信仰の自由とを理解し尊重するのです。

このように非常に鮮明な対比により、法輪功が良くないのではなく、法輪功の弾圧が完全に中国共産党そのものの邪悪さと政治上の不安感と狭量さ、さらに彼らの嫉妬心によって行われていることを、国際社会は容易に理解できると思います。中国共産党政権は法輪功のように社会で幅広く歓迎されないということを心配して、逆に反人類的な弾圧を行っているのです。

台湾は、中国大陸から言わせれば弾丸の地でありますが、台湾の政府は民主的な法治に対して自信を持っており、たとえ法輪功学習者が台湾でどれだけ早く増加しようとも台湾政府は恐れていません。台湾の政府はこんなにたくさんの良い人が増えるのを恐れるどころか、さらにたくさんの人が煉功するよう励ましています。ですから台湾の法輪功学習者が心得交流会を開催するときには、台湾の総統、副総統、行政院長が皆祝電を送り、法輪功学習者の成功を祝うのです。中国共産党と比較してみると、台湾では法輪功は政府の賛成を得ている一方、中国の法輪功学習者は中国共産党の弾圧に遭遇しているという、非常に鮮明な違いがありますから、国際社会はどちらが正しいのか、正義と邪悪、善と悪とをとても容易に理解できるに違いありません。台湾と中国との法輪功への対処の違いを見れば一目瞭然です。

記者:あなたはこのような活動を長期にわたってボランティアで行っておられますが、いったい何があなたをそうするよう、駆り立てているのでしょうか。

朱婉_qi_弁護士:
私自身について言いますと、三年ほど前のニューヨークで9・11テロ攻撃事件が起こったとき、私は世界貿易センタービルから逃げ出すことができた幸運な生還者なのですが、そのとき身をもってテロリズムの恐ろしさを体験し、独裁者が私利私欲のためには数千人もの生命を報復の犠牲にすることも惜しまないということを目撃しました。私は弁護士として一生涯、このようなテロリズムの蔓延を制止しなければいけないと思いました。この二年間、私は法輪功の人権のためにボランティアで8カ国を奔走してきましたが、私は弁護士の業務に携わって以来、最も有意義なことをしていると思っています。それから、私自身も法輪功の修煉者であり、5年ほど法輪功を修煉してきて、確かに修煉によって心身に良いものを得ました。法輪功学習者の立場から言っても、あるいは弁護士の立場から言っても、私は「江沢民を法の下で裁く全世界弁護団」の一員であることを光栄に思っています。

私は平凡な弁護士ですから、アメリカへ出張中、危うくテロ活動の犠牲となるような目に遭うとは思いもよりませんでした。私と同様に、今日「真善忍」の自由を堅く信仰する人にとっても自分が独裁者の凶暴な暴力や残酷な刑罰や虐殺の対象となっているのが不思議であるでしょうし、とても受け入れられるものではありません。

9・11テロ事件の生還者の立場から、また弁護士の立場から、そして一人の修煉者の立場から見ても、人類の基本的価値を保護することは最も有意義なことのひとつであります。もし人が生命と自由を失えば、全てが意義のないものとなります。私一人の力は非常に小さいですが、世界中の正義の支援と理解を集めれば、きっとたくさんの人から道徳の維持、善良への保護を取り付けることができると信じています。そしてこのような善そして公正な義の観点から、私は自分で負うべき責任のために身をささげ、この中国共産党の人権の惨劇を制止するために努力をするべきだと思っています。

現在、弁護団の中に数名の国際人権の大弁護士がおられます。たとえばシェラレオネ国際特別法廷のジェフリー・ロバートソン (Geoffrey Robertson)主席、そしてチリの独裁者のピノチェト(Pinochet)を提訴しているベルギーのジョルジュ・アンリ・ボティエ (Georges-Henri Beauthier) 弁護士です。彼らも正義のためにためらうことなく法輪功学習者の弁護をしています。このことは、今日の国際社会では、国籍に関係なく、正義と善良を支持する力は永遠に続くことを証明しています。

黒雲は天を覆い隠すことはできません。私たちは青い空を代表しています。私たち皆さんが協力し、努力することによって黒雲が一刻も早く消失し、法輪功学習者、とりわけ中国の法輪功学習者が再び光明を得ることができることを、また、中国共産党のこの暗黒で独裁的で邪悪を代表する反人類的な政権と江沢民のグループに対してそれ相応の制裁が加えられることを希望しています。

記者:あなた方の弁護士団の中に法輪功学習者の弁護士は何人いますか。

朱婉_qi_弁護士:
私たち35名の弁護士の中で、米国、スペイン、台湾、日本、韓国、中国の六カ国の弁護士のうち7名が法輪功学習者です。弁護士団員のほとんどが人権に関する弁護士であり、さらに、もともとは商取引に関する弁護士だったのですが法輪功学習者に対する同情と理解から今回初めて人権訴訟を起こした弁護士、さらにはボランティアで法輪功学習者のための弁護をしている人など、弁護士団の中には感動的な話がたくさんあります。その中のたくさんの弁護士が、自国において新たな歴史を拓いています。中国前国家主席を提訴するということは、この14カ国全てにとって史上初の案件ですから、彼ら弁護士たちは本当に自国の人権史上に歴史的で偉大な業績を残しているといえます。中国前国家元首を相手取る厳重な提訴のために弁護士が立ち上がることは、大きな道徳と勇気があって初めて成し遂げられることであり、この弁護士の義の行為は社会の司法正義の模範となるものであり、彼らの精神はすでに訴訟判決そのものを超えて、法曹界の尊敬と感心を得ています。

私は、更にたくさんの国の弁護士が私たちのこの一致協力した行動を見て参加してくれることを信じています。ここでも呼びかけたいと思いますが、私たちは世界中の弁護士が、特に中国の弁護士が私たちに参加してくださることを歓迎します。私たちはあなた方を応援します。私たちはあなた方が正義と良知を持ち続け、中国人民の人権擁護と法治のために立ち上がることを希望しています。私たちは皆あなた方の後ろ盾です。私たちはあなた方が中国人権の希望であると信じています。そして中国共産党政権が不法に人民を弾圧している真相を中国人民がはっきりと認識するよう導き、そして勇気を持って自分たちの法律の権利と自由を保護することを希望しています。

記者:加入を希望する中国大陸の弁護士は、あなた方とどのように連絡を取ればよいでしょうか。

朱婉_qi_弁護士:
正道網という名前の私たちのウェブサイト(www.zhengdao.net) があり、そこに連絡方法が掲載されています。英語のサイト www.flgjustice.org もあります。私たちの訴訟の資料がそこに掲載されています。他にも江沢民審判大連盟もありますので、人権と正義をサポートする世界中の弁護士の方々の連絡を歓迎します。

更に多くの海外における訴訟資料を提供できますので、中国の弁護士の方々に参考としていただきたいと思います。これらの証拠も中国で訴訟を起こすための基礎資料とすることができるからです。中国の国内外がどのように連携すれば、このようなひどい人権侵害に対する厳正かつ厳粛な訴訟を起こすことができるか、私たちは協力していきたいと思います。

記者:これらの訴訟案件のことを聞いた中国人の中には、これは国際社会における中国の印象が悪くなると感じている人もいますが、この問題についてあなたはどのように考えておられますか。

朱婉_qi_弁護士:
それは理性のない誤った論理だと言えるでしょう。長期にわたる共産党の独裁教育の下で中国人の価値観の多くが歪曲されてしまいました。中国の印象を悪くしている本当の原因はこれらの訴訟ではなく、江沢民および中国共産党グループそのものなのです。もし江沢民と中国共産党のグループが国家機構を使って中国人民に対してこのような迫害を発動することがなければ、今日の弁護士団も、訴訟も現れることはなかったのですから。

つまり、本当に国際社会における中国の印象を悪くしているのは中国共産党自身であり、中国人民は彼らの政府に対して厳正な協議を提示し、中国共産党に対してその私欲の満足のために国際社会における中国の印象を破壊することがないよう要求するべきです。訴訟そのものが中国の印象に影響を与えているのではなく、中国共産党のでたらめで非道な行為が中国の人権状況に対する印象を悪くしているということを、私たちは中国人民に対してきっぱりと申し上げなければなりません。中国人民は中国共産党に対して、このような人類に敵対するような犯罪を停止するよう要求するべきなのです。21世紀を生きる現代人として、中国人は国際的な人権に関する知識を持ち、自らの基本的権利と自由を保護することを勉強し、理解しなければいけないのです。中国共産党は今まで全く中国人民に対してこの教育を行いませんでした。これが中国人民の悲しいところです。

今でもまだ遅くありません。中国人民が中国各地で続々と政府に対して人民の権利を尊重するように要求する呼びかけが上がってきています。これはとても良い出発点です。中国人民が理性をもってはっきりと考えさえすれば、彼らが各地で政府に対して公平な対処と権利擁護を要求するというような権利を守る行動は決して政治を行うということや中国政府への印象を悪くすることということではなく、まさに人民の権利を守ることであるということが分かるに違いありません。同じように、海外の法輪功学習者がたくさんの国で訴訟を起こしていることに対しても、中国の印象を悪くしているのではなく、中国共産党の邪悪さを国際社会に暴露し、善良な中国人のために正しいことを言っているのです。

したがって、中国人民が中国国内で権利擁護の運動をすることだけではなく、海外の法輪功学習者によるこれらの訴訟も、事実上その目標は一致しています。つまり中国人民に最大限度の自由を与え、中国政府が人間の基本的権利を尊重し、道徳や信仰への追求の自由を尊重するように要求しているのです。

記者:確かに、共産党の統治における歪曲された観念は、ちょうどコソ泥に物を盗まれた人への批判のような、コソ泥が悪いという話に進まずに盗まれた人が自分の物を保護できなかったのが悪いというような論理と同じですね。

朱婉_qi_弁護士:
そうです。共産党の統治において歪曲させられた観念なのです。中国人の遅れた人権に対する観念、さらに各種の捻じ曲げられた価値観は、根本的に改善されるべきなのです。しかし中国共産党に対して人権教育を行うよう求めるのは無駄です。現在、世界では「共産党がなくなって初めて新しい中国がある」という流行語があります。法輪功に対する人権への迫害を世界中で行うことによって中国の国際社会における印象は大きなダメージを受けていますが、それは皆、中国共産党政権が行っているものなのです。中国共産党政権が中国人民を迫害することをどのようにしてやめさせるか、中国共産党が中国人の人権へ認識を歪曲し続けることをどのようにしてやめさせるか、中国共産党が中国の印象を悪くし続けることをどのようにしてやめさせるか、それは断固たる処置をとって根本的に問題を解決するか、あるいは中国人民自らがこの邪悪な政権を拒否することにかかっています。

中国人は更に大きな自らの主権を持ち、民主的で自由で人権を尊重する新しい中国を作るべきなのです。中国人民は共産党の国家テロリズムの恐喝を二度と受けることがないよう、中国共産党が国家の資源を浪費して人権の迫害を行うことを二度と目の当たりにすることのないよう、中国人民の前途を壊滅してしまうことが二度とないようにしなければいけません。中国共産党の誤った行為を一切否定し、今までの行為に対する責任を取って政権の座を降りるよう要求するべきなのです。

記者:法輪功学習者が政治に介入しているという人もいますが、あなたはこの問題に対してどう思われますか。

朱婉_qi_弁護士:
例を挙げて説明しましょう。文明的な法治国家の人々は、自らの権利が自国の政府によって侵害されたときには、その国において法律に基づいて陳情あるいは訴訟という手段を使って、国家による国民への不法な侵害に対する法的な救済措置を要求します。政府の権力も憲法と国民の厳格な監督の下にコントロールされていますから、政府が国民に対して不法な侵害を行ったことを国民が法律に基づいて政府を訴えても、それを政治に介入しているなどという人は誰もいません。それは自分の権利と自由を守る行為であり、文明的な法治国家における普遍的な法治の精神なのです。法輪功学習者と家族が、彼らを迫害している中国共産党の役人を訴えることも、法律上道理があり証拠もありさえすれば、それは法律によって与えられた権利の行使なのです。それをどう歪めたら政治に介入していることになるのでしょうか。

政府の行為が永遠に正しいことはありえませんし、永遠に間違ったことをし続けることもありえません。西洋の文明的な法治国家においては、政府が国民を侵害した時、国民が法律に従って政府を法廷に訴え、司法による救済を要求することはごく普通の行動であり、政府や役人を訴えたからといってそれを「政治介入」だと言う人は誰一人としていません。しかし中国大陸ではこのようなことが起こっています。家族が不法に殺され、財産や自由が不法に剥奪されたため法律によって政府を訴えた人に対して、この政府は「おまえは政治に介入している」と言っているのです。これは非常に荒唐無稽なことであり、文明的な法治社会には一切通用しません。これは中国共産党が人権や法治の観念を完全に歪曲しているのです。自らの不正行為を弁解してその大罪を人民になすり付けるというのは、非難されるべき行為です。
関連キーワード
^