亡命外交官・陳用林氏:中国「610オフィス」に関する新証言

2005年06月28日 19時33分
 【大紀元日本6月28日】政治亡命申請中である元中国外交官・陳用林(チェン・ヨンリン)氏は6月20日、オーストラリアABCテレビの取材を受けた。中国「610オフィス」は、法輪功学習者を集団弾圧するために、設立した専門組織であることや、この組織に属する高官が在シドニー中国領事館を訪れ、陳用林氏らの仕事を監察し、海外法輪功学習者に対してより強力に監視するよう要求したことなどを暴露した。

 問: 陳さんが把握している情報から、「610オフィス」の存在を証明することができますか_tong_すでに、カク鳳軍さんは警察官として、「610オフィス」に所属していたと証言しましたが。

 答え:はい、証明できます、「610オフィス」は1999年6月10日、法輪功をコントロールするために設立されました、私は法輪功学習者集団迫害のための組織であると認識しています。

 問:迫害すること_tong_

 答え: そうです。

 問: 中国官僚、外交官、在外公館の職員などなど、彼らはみんな「610オフィス」の存在を知っていますか_tong_中国政府は「610オフィス」の存在を、堅く否認していますが。

 答え: 「610オフィス」は存在しています、その事実をすべての外務省官僚が知っています。

 問: 「610オフィス」という組織は、どういう方法で豪州にいる中国人の情報を収集しているのか、ご存知でしょうか_tong_

 答え: 私が確信していることは、中国領事館以外にも、他に各種の部署があり法輪功学習者らの情報収集に当たっています。

 問: どんな部署ですか_tong_

 答え: 中国国家安全局が含まれていると思います。

 問: 中国安全局の人は、領事館内か、それとも領事館外で活動しているのですか_tong_

 答え: 領事館外で活動しています。

 問: すなわち、中国安全局の人は、豪州社会に浸透しており、彼らは安全機構の工作員であるということですか。

 答え: そうです、私は彼らの豪州本土においての工作方式に関して、あまり知らないです。

 問:あなたがスパイや密告者と称した人は、確実に存在しています_tong_

 答え: はい、数字ー-1000人のスパイと密告者がいるという数字は、あるファイルに記載されていました。

 問:あなたは確かに、こういうファイルを見たことがありますか_tong_

 答え: はい、見ました。

 問:領事館に勤務していたときに目にしたのですか_tong_

 答え: そうです。

 問:そのファイルには、豪州にいる中国スパイと密告者の数を明記されていたのですか_tong_

 答え:そうです。

 問:私たちが入手したファイルをご覧になってください。この文書は、政治亡命申請している中国前国家警察・カク鳳軍さんが、提供したものです、中国警察局のパソコンからダウンロードしたのだそうです。お読みになったうえで、個人的に本物であるかどうかに、判断がつきますか_tong_

 答え: はい、私の見解では、このファイルは本物だと認識します、印章が無いだけですね。

 問: その他のファイルには、詳細に人の名前を記しています、例えば、燕陽(音訳)という学生の情報が記載され、ファイルには、彼女はニュー・サウス・ウェールズ大学で、法輪功活動を組織している法輪功学習者であると記録している。燕陽さんご本人にこのファイルを見てもらったのですが、彼女はたいへん驚きました。豪州において、彼女の生活状況が厳密に監視され、そのデータが中国天津市警察局のパソコンに記録されているという事実に、驚きを感じますか_tong_

 答え: これは日常茶飯事です。中国留学生、もしくは留学生ではない人も、在外公館と密接な関係があり、彼らから、法輪功に関する情報を収集したのではないでしょうか_tong_

 問: つまり、特定の学生が、中国大使館または領事館に校友の行動を報告するということでしょうか_tong_

 答え:はい、多分そうでしょう。

 問:「610オフィス」とその組織による法輪功迫害に関して、ぜひ見解をお聞かせください。もしあなたは、豪州にいる学生、名前がこのようなファイルに記録されており、いったん中国に帰国されたら、どういう事態が待ち伏せているでしょうか_tong_

 答え:うん、まずは、安全局の人に、厳密に監視されるでしょう、中国においての行動も厳重に制限されるはずです。

 問:私たちが知る限り、中国では、25万人が強制労働収容所または労働教養所に監禁されています。25万人という数字は中国政府が提供したものです。中国官僚として、強制労働所の存在と、これらの場所は異見者を鎮圧する陣営であることを、ご存知でしょうか_tong_

 答え:全世界の人々は、中国の刑務所に大勢の民主活動家が監禁されていることを、知っています。ある「610オフィス」の高官よると、中国には約6万人の法輪功学習者がいる、半分は刑務所または労働教養所に監禁されていると、聞いたことがあります。

 問:あなた自身がこの情報を聞きました_tong_

 答え:はい、そう告げられました。

 問:だれがこの情報を言いました_tong_

 答え:ある「610オフィス」の高官です。

 問:いつこの情報を聞きました_tong_

 答え:私が中国領事館に勤務していたとき、この高官が領事館に訪れ、法輪功対策の仕事を、監察しにきた時のことでした。

 問:「610オフィス」の高官があなたの仕事を監察しに来る・・・・・

 答え:そうです。

 問:積極的に法輪功の活動を監視しているかどうかを、監察しに来たのでしょうか_tong_

 答え:もちろんそうです、その高官は、領事館は中国政府の政策と戦略を、確実に執行しなければならず、もっと攻略性を強めて、面と向き合って闘争すべきだと強調しました。

 問:それはいつ頃の出来事でしょうか_tong_

 答え:2003年末でした。

 問:もう一回確認します、あなたは、在シドニー中国領事館で、ある「610オフィス」の高官に、法輪功メンバーと面と向き合って闘争しなければならない、監視活動において、もっと攻略性を強め、または積極的に行動すべきと要求された、そうでしょうか_tong_

 答え:そうです。

 問:あなたは、彼らの言う通りに行動を起こしましたか_tong_

 答え:いいえ、だから彼らは、快く思っていませんでした。

 問:このような「610オフィス」による指示は、領事館とキャンベラにある中国大使館の官僚全員に、伝達されたのですね_tong_

 答え:そうです。

 問:中国本土から、「豪州において、法輪功学習者らを消滅させよ」という指令がだされました。

 答え:(中国政府は)中国本土で発生している問題は、在外公館にも責任があると見ています。海外で法輪功による活動が存続していなかったら、本土において、「610オフィス」が最初から法輪功を集団弾圧することに成功したはずだと認識しているからです。

 問:すなわち、中国政府による法輪功集団弾圧が成功しなかった理由は、豪州、アメリカ、カナダなどの国にいる中国人が法輪功のために活動しているからですか?

 答え:(中国政府は)海外にいる法輪功学習者による頻繁な活動は、中国政府に圧力をかけたと同時に、国内の法輪功学習者に影響し多大の効果があったと認識しています。

(大紀元記者・ソニ)

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