秦朝の兵器がさびない謎を解明

2005/06/03 11:38
 【大紀元日本6月3日】“秦始皇帝兵馬俑大型国宝文化財展示会”が、現在湖南省博物館で開かれている。展示品の中に兵馬俑と一緒に発掘された青銅剣、銅矛、銅の大弓などの青銅の兵器が含まれている。これらの兵器は2000年余り埋められていたにも拘らず、新品のようにピカピカ光って、まったく錆びた痕跡がない。専門家は、これらの兵器の錆びない原因が化学クロムメッキ技術で処理されたからだと指摘している。

 「東南快報」の報道によると、専門家は電子探査とレーザーを利用して研究した結果、出土した秦王朝の青銅剣などの表面は、一層の緻密なクロム化合物に覆われていることが判明した。クロム化合物の厚さは10~15ミクロンしかない。クロムメッキした兵器の表面に一層灰色の保護膜ができて、これによって、兵器が錆びないように保護されている。

 クロムめっき技術は、高度な科学技法である。現代科学のクロムメッキ法は、電子メッキ法である。これは、ドイツが1937年、米国が1950年前後にはじめて国際的に特許を申請した技術である。だが、化学クロムメッキの技術が、2000年前の中国にすでに存在していることは、冶金の歴史上に重大な意義があると専門家に指摘されている。
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