印刷版   

協議に出席した各国首席代表ら。(左から)ヒル米国務次官補、金桂寛・北朝鮮外務次官、武大偉・中国外務次官、李肇星・中国外相、アレクセーエフ・ロシア外務次官、宋旻淳・韓国外交通商次官補、佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長。

第4回6カ国協議:米国、北朝鮮の主権認める
―日本、拉致問題含めた包括的解決を強調―

【大紀元日本7月26日】北朝鮮の核放棄を目指す第四回六カ国協議が二十六日午前、北京の釣魚台迎賓館で始まった。日本の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は「日朝国交正常化を図る方針に変わりはないが、そのためには核、ミサイル、拉致といった諸懸案が包括的に解決されなければならない」として、拉致問題を含めた包括的解決を強調した。ヒル米国務次官補は「6カ国協議の枠内」で北朝鮮との二国間協議を推進する考えも表明しており、開会のあいさつでは北朝鮮を「主権国家」と初めて認め、攻撃するつもりはないと言明した。協議は昨年6月以来、13ヶ月ぶりの再開となる。

 開会式では、議長国中国の李肇星外相があらゆる側面から「柔軟」かつ「実質的な」交渉を進め、北朝鮮の核問題に終止符を打つことを目的とするとあいさつした。北朝鮮首席代表の金桂冠・外務次官は、朝鮮半島の非核化向けて実質的な進展に前向きであると述べた。続いて、日本、韓国、ロシア、米国が順次あいさつした。

 6カ国協議は、2002年10月に北朝鮮がウラン濃縮による核開発を行っている疑惑が浮上したことを受けて、北朝鮮の核開発問題を解決するために、日本、米国、韓国、中国、ロシア、北朝鮮の六カ国が、03年8月に北京で第1回協議を行った。04年6月の第3回では米朝両国が核廃棄に向けた具体策を提示したが、北朝鮮はその後、米国を敵視するなど強硬路線を強め、協議再開が難航していた。

 (05/07/26 20:01)  





■関連文章
  • ロンドン同時爆破テロ:爆薬は中国製品?北京側関連を否定(05/07/25)
  • 米議会の中国人権公聴会で法輪功が論点に(05/07/24)
  • 人民元切り上げ、世界の市場反応(05/07/23)
  • 米国:インドの非軍事用原子力開発に、全面協力(05/07/22)
  • 中国出入国の際に、申告書の記入が厳しく義務付けられる(05/07/22)
  • 中国領事館が憎しみを扇動、カナダが有罪の先例を(05/07/21)
  • 東京:中国共産党の迫害に抗議デモ(05/07/21)
  • 米国防総省:軍事費は公表の2〜3倍、ターゲットは台湾(05/07/21)
  • 中共スパイ、CIAに保護を求める(05/07/21)
  • 北朝鮮、500キロ級核兵器を開発中=亡命した北朝鮮高官が証言(05/07/20)
  • 香港紙:胡主席、腹心を軍の要職に大量配置(05/07/17)
  • 50sの大松明、熊野で「那智の火祭り」(05/07/15)
  • 四大銀行の香港上場は、遥か遠い道程(05/07/15)
  • 中国ビールの発ガン性物質問題で、日本と韓国政府が動き出す(05/07/15)
  • 郭軍:中国の躍進は災難か、それともチャンスか(05/07/14)