香港週刊誌『開放』、中共離党問題を取り上げ

2005年05月15日 15時34分
 【大紀元日本5月15日】5月1日発売の香港週刊誌『開放』は香港のマスコミのしきたりを破り、初めて現在中華圏で大きな反響を呼んだ『共産党についての九つの評論』(以下『九評』と略す)と中国共産党からの脱退現象を取り上げ、詳しく報道した。また多くの紙面を割いて、ニューヨークで行われた「百万人離党応援デモ」のときの写真が掲載され、離党運動の経緯について分析し、『九評』の第一章を全文掲載した。さらに、『九評』について「初めて的を得て中共の本質を鋭く指摘した」文章であり、これによって引き起こされた中共離党運動は1989年「天安門事件」以降の最大の中共反対運動であると評価した。

 1987年創刊された『開放』は人権問題を積極的に報道してきたため、数回にわたって人権報道賞を受賞した。多くの弁護士、民主運動活動家と大学教授はこの雑誌の愛読者であり、中南海が購読しているという噂もある。編集長の蔡詠梅は「『九評』と離党運動は大きなニュースであるが、香港の一般のマスコミは報道する勇気はない」と述べ、『開放』の報道によって、多くのマスコミがこのニュースを注目し、報道するようになるだろうと意気込んでいる。

『九評』の第一章を全文転載

 紙面の関係で、『開放』は他のマスコミの長い文章を極力転載しないようにしていた。共産党批判の記事をこれまでもたくさん掲載してきたため、最初『九評』を全く気にも留めなかったという。しかし、よく読んだ後、思わずその中の鋭い分析と詳細の記述に納得した。したがって、離党運動の記事の後に、「九評」の第一章を転載することにした。蔡編集長は「『九評』を読めば、中共を正しく認識し、中共が作り上げた一連の虚像を見破ることができ、中共にまだ期待を託している人を目覚めさせることができる」とこのように感想を述べた。

百万人の離党はただの始まりに過ぎない

 蔡編集長は今の百万人の離党に触れ、これはただの始まりに過ぎないと述べた。中共に対する期待が完全に滅び、多くの人がこの運動に加わるだろう。中共の本質は決して変らない。「天安門事件」は既にこのことを証明した。胡錦濤など新しい指導陣が就任し、人々は彼らに期待しているが、この期待は相次ぎ裏切られた。僅か数ヶ月で百万人が離党したことは、中共を墓場に追いやる決定的な一撃になるだろう。

 中共の崩壊は歴史の成り行きである。しかし、どのように、どのくらいの時間がかかって解体するのかをこれから見守っていかなければならない。中共はいつも、共産党がなければ、中国は安定しないと強調してきた。しかし、これは中共が統治を維持させるための言い訳に過ぎない。旧ソ連が解体したとき、一人も死ななかった。逆に、中共はこれまで数千万人を殺した。蔡編集長は、中共の解体は引越しと同じであり、しばらく調整の過程が必要であるが、流血事件はないと予測している。なぜならば、暴力は良い手段ではないと今人々は既に認識しているからである。
関連キーワード

関連特集

^