香港最高裁、法輪功に対する有罪判決を逆転棄却

2005年05月07日 07時27分
【大紀元日本5月6日】香港最高裁判所は5日、法輪功学習者8人に対する有罪判決を逆転棄却し、2002年に下級裁判所が下した原判決をすべて棄却した。

事の発端は、2002年3月、北京政府香港駐在連絡事務所の庁舎前で法輪功学習者16人が瞑想を続けていたことである。警察は彼らを逮捕し、強制的に歩道から立ち退かせた。法輪功学習者らは、公共の場の妨害、公務執行妨害、暴行などを含む6件の容疑で起訴された。

注目を集めた2002年8月の裁判では、法輪功学習者に対する有罪判決が下り、罰金も課されたが、この判決を不服として控訴。2004年、16名に対する6件の有罪判決のうち、4件を棄却するとの裁定が下された。

61ページにわたる5月5日の判決文では「上訴人たちは憲法で保障されている権利を行使し、平和的に抗議活動を行っていた」と明記された。

裁判官は、次のように述べた。「状況陳述および事件現場での明白な状況から、公共の場における非合法な妨害行為であったという容疑を立件するだけの客観的な必要条件は満たしていないと結論せざるを得ない。従って、妨害行為を理由にした逮捕は…違法である。言い換えれば、警察が控訴人らをその場から退去させ警察署に拘束した行為は、正当な職務執行においてなされたものではなかったということになる」。これにより、裁判所は被告人たちの控訴を認め、残りの有罪判決4件を全て棄却した。

(香港=John Nania)
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