電磁波の危険性

脳細胞に悪影響? 携帯電話を子供に近づけてはいけない理由

携帯電話電磁波が干渉することより、電車は動く電子レンジと呼ばれています。日本脳科学医学博士の山嶋哲盛氏は、携帯を耳につけた状態で1時間話していても、電子レンジの加熱と同じことが起きると述べています。つまり、電磁波は耳元を熱し、そのため長時間使用すると、脳細胞に悪影響があるのは容易に想像できます。また子供が携帯を使うと脳腫瘍にかかりやすくなります。これは大袈裟に言っている訳ではないのです。

マイクロ波の人体への危害はどれほど深刻か

約10年前、携帯電話の電磁波により子どもが脳腫瘍を引き起こしやすくなると聞いたことがあると思います。そのため、欧米の小学校では携帯電話の使用を禁止し、国連も警告しました。しかし、日本では電器・電子産業が発達していて、携帯電話は日々進化しており、誰もが携帯電話を所有しています。その上、電波の受信によく反応する機能を搭載した携帯電話を数台所有していることが当たり前になっています。日本では携帯電話を使わない子供を見つけることさえ難しいのです。

人々は電波の存在を直接感じることができないので、これらの警告をあまり気にしていません。自由な社会なので、全て自分で調べることができ、情報も公開されていますが、便利すぎるがために、人々の注目を集めることができません。しかし、人々は過去10年ほどの間に、脳腫瘍だけでなく認知症、慢性疲労症候群、その他、癌など、現代人に危害となるさまざまな現代の病気の出現がマイクロ波と関係があるのではないかと思われています。

山嶋哲盛氏は、日本の有名な脳科学者、医学博士である。彼は認知症の主な原因がサラダ油から発生する神経毒であることを発見したことで有名です。彼は著書「百年賢脳健康法」シリーズで、脳と人体にさまざまな隠れた健康被害を紹介していました。その中には、携帯電話などのマイクロ波が人にとって有害であるということに関しても書かれています。

この本によると、レーダー、電子レンジ、携帯電話で使用される電波は高周波に属し、マイクロ波と呼ばれています。1980年、学者による空港のレーダーの近くで癌患者や乳児の突然死が多かったことを指摘した論文がありました。また、過去には車両の速度を測定するレーダー測定器の使用によって、多くの警察が癌にかかったという訴訟もありました。これは、社会で今まであったレーダーのマイクロ波による出来事です。

次に、電子レンジの仕組みを見てみましょう。電子レンジは、マイクロ波を照射することで、食品中にある分子を振動、摩擦させて、高温を発生させています。開発当初は電子レンジの使用によって白内障を発症する人が多かったと言われています。その後の改良により、現在の電子レンジは密閉性がよく、1メートルの距離を保っていれば、ダメージはそれほど大きくはありません。

しかし、このように加熱された食品は癌を引き起しやすいと言われており、ヨーロッパの一部の国の人々はすでにそれを使用することを止めています。これらの詳しい情報は皆さんが自ら調べることができますので、ここでの詳しい説明は省略します。

ここで思い出してほしい一番重要なポイントは、最新の調理器具が健康被害をもたらしているということです。山嶋氏によると、多くの人々に注目されているIHコンロのような器具は日本では一般的です。これも、マイクロ波を利用して加熱します。コンロの高さは女性の子宮のあたりと同じぐらいです。そのため、調理する際に妊娠していた場合、奇形児が生まされるリスクや流産のリスクが高くなります。

つまり、その潜在的な危険性は、感じることができないため、新しいタイプの機械であることから、正確なデータがありません、そのため、たとえ、最近の奇形児の出生や子宮がんの発生数増加を感じても、それが理由だという直接的な証拠を見つけることができません。現代の暮らしの中では、癌の原因が数え切れないほどあります。そのため、誰も癌などの現代の病気が、何が原因で引き起こされたのかを確実に見つけられません。したがって、誰も結論を出すことはできません。しかし、見ることも触ることもできないマイクロ波は、常に身の回りに存在しています。これは非常に恐ろしいことです。

マイクロ波による人体に与える目に見えないダメージについて話すためには、携帯電話の脳と人体へのダメージ、レーダーと電子レンジについて話しています。実際に電子レンジによる加熱と携帯電話の使用による発熱は同じ原理です。

山嶋氏は、携帯電話のマイクロ波は主に脳に刺激を与え、半分以上が脳に吸収されると述べています。約1時間ほど携帯電話で話した後、多くの人が耳がとても熱くなっているのを感じています。これは、携帯電話がミニチュア電子レンジ化しているからです。そのパワーは実際の電子レンジと比べると非常に弱いです。しかし、その熱を感じるのは、電磁波が大脳細胞を加熱して引き起こされたものなのです。子供の頭蓋骨は非常に薄く、3センチの距離でも脳は直接的な損傷を受けます。

よって、子供が携帯電話を使用するとき、左耳を使うか右耳を使うかによっては、左脳腫瘍と右脳腫瘍のどちらにかかりやすくなるかが変わります。そのため、欧米の小学校では、子どもたちの携帯電話の使用を禁止しています。

私たちが身近に使っている物で電子レンジと同じ加熱効果を生み出すものがもう一つあります。それは電車です。毎日の通勤に利用する電車は避けることができません。また、ここではみんなが携帯を持っています。ここでは携帯電話の電磁波が密集しており、四方八方に飛んでいます。電磁波は金属に当ると簡単に跳ね返ります。電車は金属の塊です。そのため、通勤ラッシュ時、電車に乗ることはまさに大型の動く電子レンジに乗っているのと同じです。これこそ、心臓手術などを受け身体に金属製の医療機器を装着している患者が、なぜ満員電車を避けるべきか、また、電車での携帯電話の使用を控えるよう促されているかの本当の理由です。もちろん、飛行機が離着陸の際、携帯電話の使用を禁止されている理由は、携帯電話の電磁波がレーダーから発せられた誘導信号に干渉するからです。これは、携帯電話1台による電磁波の被害が尋常でないということを意味しています。

山嶋氏は、人間の脳の60%が脂肪で構成されていて、脂肪は疲労や怪我による酸化に対して最も弱いと述べました。脳神経細胞は電波による刺激による加熱効果によって簡単に酸化します。これは、活性酸素と同じような危害を発生させます。つまり、生物の細胞分子内の電子を奪い取り、細胞の損傷による障害の発生や癌を引き起こしします。人は細胞の変化を直接見ることができないため、その恐ろしさ知ることができません。しかし、電波受信基地周辺の植物が非常に大きくなったり、葉が今まで見たことのない形に変形するなどといった遺伝子変異を起こしている話を聞いたことがあるはずです。また、ご承知の通り癌は遺伝子変異による細胞の無限分裂によるものです。そのため、これは無視できない問題です。

私たちの脳は、脳神経細胞の微弱な電子信号を介して、外界のさまざまの情報を人体に伝達します。携帯電話の長時間使用によって大脳は電磁波の干渉を受け、脳細胞の信号の正常な伝達を妨げ、記憶力の低下を招きます。そのため、子供に携帯電話を使わせない、長時間の使用をさせないことで、子供に良いコンディションで学習させることができます。

今日の、倦怠感、頭痛、不眠症、抑うつ、うつ病、自閉症などこれらはみな携帯電話の使用と関係があります。毎日電磁波に晒され、携帯電話を手放せない現代人はこの問題について知らなければなりません。また、慎重でなければなりません。

もし、携帯電話の危険性を知ったとしても、ハイテク時代では、政府ですらどうすることもできないと思います。そのため、私たち自身ができるだけ身近にある危険を避けるためには、何かしらの措置を講じる以外に防ぐ方法はありません。たとえ山嶋哲盛氏でも、携帯電話を体からできるだけ離しておくことを提案することしかできないのです。

例えば、携帯電話を服のポケットに入れたり、子供に最新のコンピューター付きの携帯電話を与えたりしないようにするなどもよいでしょう。なぜならば、よりハイテクな携帯電話ほど、電波感度の吸収度が高く、ダメージも大きくなるからです。ですから携帯電話は、普段は人体から1メートル以上離れた場所に置くことにすること、イヤホンをつけて電話をすることなど、脳に直接近づけないことをお勧めします。