被爆60年、広島で平和式典、核廃絶を訴える

2005年08月06日 20時09分
【大紀元日本8月6日】六十回目の「原爆の日」を迎えた被爆地、広島で、爆心地に近い平和記念公園(広島市中区)を会場に、「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」が六日営まれ、およそ五万五千人が参列し、原爆犠牲者への鎮魂の祈りと核兵器廃絶の願いが捧げられた。秋葉忠利市長は平和宣言で、来年の長崎原爆忌(8月9日)までを「継承と目覚め、決意の年」とし、原点に立ち返ることを表明し、世界平和実現のため核兵器を保有する国々に廃絶を訴えた。

 式典では、この1年間に、広島で被爆し死亡が確認された5375人の名簿が原爆慰霊碑に納められ、死没者は24万2437人になった。長崎の犠牲者と合わせると原爆による死没者の総計は氏名判明者だけで37万人余りにのぼる。

 小泉首相はあいさつの中で、高齢化の進む被爆者に対し、在外被爆者への支援も含め、援護施策の推進するほか、国際的な核軍縮・核不拡散を推進し、核兵器廃絶に全力で取り組むとした。
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